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Raspberry Pi財団がAI Camera発表、Sony IMX500搭載で画像処理機能が大幅に向上

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

Raspberry Pi財団がAI Camera発表、Sony IMX500搭載で画像処理機能が大幅に向上

PR TIMES より


記事の要約

  • Raspberry Pi財団がAI Camera発表
  • Sony IMX500搭載で画像処理機能強化
  • スイッチサイエンスで近日販売予定

Raspberry Pi財団がAI機能搭載カメラを発表

Raspberry Pi財団は2024年9月30日、SonyのインテリジェントビジョンセンサIMX500を搭載した新製品「Raspberry Pi® AI Camera」を発表した。このカメラは画像解析処理機能を内蔵しており、対象物をメタデータとしても出力できる高度な機能を備えている。スイッチサイエンスウェブショップでも近日中に販売が開始される予定だ。[1]

Raspberry Pi® AI Cameraの主な特徴として、12.3MPの高解像度センサーと低消費電力の推論エンジンが挙げられる。MobileNetマシンビジョンモデルがプリロードされており、76°の画角とマニュアルフォーカス機能を備えている。ケーブル長は200mmで、全てのカメラコネクタ搭載Raspberry Piコンピュータと互換性がある。

この新製品により、Raspberry Piを使用したプロジェクトでのAI機能の実装が容易になる。IMX500センサーがAI処理を担うことで、Raspberry Pi本体の処理能力を他のタスクに割り当てることが可能になり、より複雑なアプリケーションの開発が期待できる。プライバシーに配慮したデータ処理も実現可能だ。

Raspberry Pi® AI Cameraの仕様まとめ

センサー 解像度 画角 フォーカス 特殊機能
仕様詳細 Sony IMX500 12.3 MP 水平66±3° マニュアル AI画像処理
サイズ 7.857 mm(1/2.3) 4056 × 3040ピクセル 垂直52.3±3° 20 cm~∞ メタデータ出力
その他 IRカットフィルタ搭載 10 bit 10 fps(フル解像度) F1.79 焦点距離4.74 mm MobileNetモデル搭載
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インテリジェントビジョンセンサについて

インテリジェントビジョンセンサとは、画像処理やAI機能を内蔵した高機能なイメージセンサのことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • センサー内でAI処理が可能
  • 低消費電力で高速な画像解析を実現
  • プライバシーに配慮したメタデータ出力機能

Raspberry Pi® AI Cameraに搭載されているSony IMX500は、このインテリジェントビジョンセンサの代表的な製品だ。センサー内でAI処理を行うことで、ホストシステムの負荷を軽減しつつ高度な画像認識機能を提供する。これにより、IoTデバイスやエッジコンピューティング分野での応用が広がり、より効率的かつ柔軟なシステム構築が可能になる。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「Raspberry Pi財団が2024年9月30日に新製品「Raspberry Pi® AI Camera」を発表、スイッチサイエンスウェブショップでも近日販売予定 | 株式会社スイッチサイエンスのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000176.000064534.html, (参照 24-10-03).
  2. Sony. https://www.sony.jp/

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