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公開：2024-10-09

X-HEMISTRY CEOがCEATEC 2024に登壇、スマートホームの未来を語るパネルディスカッションに参加

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• X-HEMISTRY CEO新貝がCEATEC 2024に登壇
• スマートホームの現状と未来についてパネル討論
• Connectivity Standards Alliance日本支部として出展

X-HEMISTRY CEOがCEATEC 2024に登壇し、スマートホームの未来を議論

X-HEMISTRY株式会社は、2024年10月15日から18日に幕張メッセで開催されるデジタルイノベーションの総合展示会『CEATEC 2024』において、同社CEOの新貝文将氏が登壇することを発表した。新貝氏は10月16日に「スマートホームの現状と未来」をテーマとしたキーノートカンファレンスに参加し、業界の動向や技術の進化について議論を行う予定だ。^[1]

新貝氏はConnectivity Standards Allianceの日本支部代表として、Amazon、Apple、Googleなどが参加する国際的な標準規格団体の日本での活動を主導している。このパネルディスカッションでは、スマートホーム技術の最新動向や「Matter」「Aliro」などの新規格が業界に与える影響について深く掘り下げる。スマートホームの進化の歴史と未来の展望も語られるだろう。

また、X-HEMISTRYはConnectivity Standards Alliance日本支部として、CEATEC 2024のパートナーズパーク内JAPANスマートホーム展に共同出展する。展示エリアではMatterとAliroを中心とした最新のスマートホーム技術が紹介され、来場者は次世代のホームオートメーションの可能性を体験することができる。

CEATEC 2024 キーノートカンファレンス概要

キーノートカンファレンスの詳細はこちら

Connectivity Standards Allianceについて

Connectivity Standards Alliance（CSA）は、IoTの基盤と未来の構築を目指す国際的な標準化団体で、主に以下のような特徴を持つ。

• 2002年設立（旧Zigbee Alliance）
• Amazon、Apple、Google等のグローバル企業が参加
• IoTデバイス向けの普遍的でオープンな標準規格を策定

CSAは「Matter」や「Aliro」といったスマートホーム向けの新しい標準規格の開発を主導している。これらの規格は、異なるメーカーのデバイス間での相互運用性を高め、ユーザーにとってより直感的で便利なスマートホーム環境の実現を目指している。日本支部の設立により、日本市場特有のニーズや技術要件を国際標準に反映させる取り組みが加速すると期待されている。

CEATEC 2024でのスマートホーム展示に関する考察

CEATEC 2024でのConnectivity Standards Alliance日本支部の出展は、日本のスマートホーム市場にとって重要な転換点となる可能性が高い。MatterやAliroといった新たな標準規格の展示は、異なるメーカー間でのデバイスの相互運用性を高め、消費者にとってより使いやすいスマートホーム環境の実現に寄与するだろう。一方で、既存の独自規格を持つ企業にとっては、新標準への対応が技術的・経済的な課題となる可能性もある。

今後、スマートホーム市場ではAIやエッジコンピューティングの活用がさらに進むと予想される。これにより、デバイス間の連携がより高度化し、ユーザーの行動パターンを学習して自動的に最適な環境を提供するシステムが普及する可能性がある。プライバシーやセキュリティの確保が重要な課題となるため、CSAには安全性と利便性のバランスを取った規格の策定が求められるだろう。

日本市場特有のニーズ、例えば高齢者向けの見守りシステムや災害対策機能の統合など、ローカライズされたスマートホームソリューションの開発も期待される。X-HEMISTRYをはじめとする日本企業が、国際標準に日本の技術や要件を反映させつつ、グローバル市場でも競争力のある製品・サービスを生み出していくことが、日本のスマートホーム産業の発展に重要となるだろう。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「X-HEMISTRY／CEO新貝が スマートホーム標準規格団体「Connectivity Standards Alliance」日本支部代表として 『CEATEC 2024』にて登壇 | X-HEMISTRY株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000119345.html, (参照 24-10-09).
2. Apple. https://www.apple.com/jp/
3. Google. https://blog.google/intl/ja-jp/

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