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ヤマハが音楽技術API「Yamaha Music Connect API」を公開、新たな顧客体験と音楽文化への貢献を目指す

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

ヤマハが音楽技術API「Yamaha Music Connect API」を公開、新たな顧客体験と音楽文化への貢献を目指す

PR TIMES より


記事の要約

  • ヤマハが「Yamaha Music Connect API」を公開
  • 楽器・音響機器の技術をAPI形式で提供
  • 音楽関連の新たな顧客体験創出を目指す

ヤマハが音楽関連技術のAPI「Yamaha Music Connect API」を公開

ヤマハ株式会社は長年の研究開発活動で培ってきた保有技術の一部をAPI形式にした「Yamaha Music Connect API」を2024年10月7日から公開した。楽器や音響機器などの製品・ソフト開発で蓄積した多様な技術を広く公開することで音・音楽およびその周辺領域での新たな創造を促進し既存事業以外の顧客に新たな体験を提供することを目指している。[1]

「Yamaha Music Connect API」は当社技術をAPIの形で提供するサービス群だ。音・音楽を通して長年培ってきた技術とMIDIや楽譜変換などの楽譜制作に関連する技術をウェブAPIとして公開する。今後も新たな技術開発を加速し魅力的なAPIのラインアップを拡充していく予定だ。

ヤマハは2023年にミュージックコネクト推進部を発足させ音・音楽に関するテクノロジーをベースにしたアプリケーションやサービス展開による音楽文化への貢献・事業拡大を目指している。「Music Connect API」以外にも「Real Sound Viewing」や「VOCALOID」「SYNCROOM®」「なりきりマイク®」などのプロジェクトを手掛けている。

Yamaha Music Connect APIの機能まとめ

項目 詳細
提供開始日 2024年10月7日
提供形式 ウェブAPI
主な技術 MIDI、楽譜変換、音・音楽関連技術
目的 新たな顧客体験の提供、音楽文化への貢献
今後の展開 新技術開発の加速、APIラインアップの拡充
Yamaha Music Connect APIの詳細はこちら

MIDIについて

MIDIとは「Musical Instrument Digital Interface」の略称で楽器間やコンピューターと楽器間で演奏情報をデジタル信号として送受信するための規格だ。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 音の高さや長さ強さなどの情報をデジタルデータとして扱う
  • 複数の楽器やデバイスを接続して同期演奏が可能
  • コンピューターでの音楽制作や編集に広く活用されている

ヤマハが公開する「Yamaha Music Connect API」にはこのMIDI技術も含まれている。MIDIを活用することで楽譜データの変換や編集音楽制作ソフトウェアとの連携などが可能になり音楽制作や演奏のデジタル化をさらに推進することができる。これにより音楽クリエイターやエンジニアの創作活動を支援し新たな音楽表現の可能性を広げることが期待される。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「自社保有の研究開発技術をAPIの形にした 「Yamaha Music Connect API」を事業者向けに提供開始 | ヤマハ株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000886.000010701.html, (参照 24-10-09).

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