みつばモビリティがREAとの資本業務提携でAI乗合配車システムを導入、医療・福祉施設の送迎効率化へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

みつばモビリティとREAが資本業務提携を締結
AI乗合配車システムを医療・福祉施設向け送迎に導入
施設間の送迎バス共同運行で持続可能なサービスを目指す

みつばモビリティとREAの資本業務提携でAI乗合配車システムを導入

株式会社みつばモビリティは2024年10月9日、AIを活用したクラウド型乗合配車システム「Noruuu-Sharing」を提供する株式会社REAと資本業務提携契約を締結した。この提携により、みつばモビリティはREAのAI乗合配車システムを複数施設を持つ医療法人や社会福祉法人向けの送迎サービスに導入する。ドライバーの減少に対応した持続可能な送迎サービスの提供を目指している。^[1]

みつばモビリティは全国の病院や福祉施設、幼稚園、学校、工場などの送迎バス運行を担っており、現在1,200台を超える車両の運行管理を行っている。自治体とのパートナーシップ構築を進めており、自動運転車両を用いた実証実験にも参画し地域社会の移動課題解決に貢献している。一方REAは地方のタクシー会社発のIT企業で、IT技術で地域の移動課題を解決している。

この業務提携の背景には、複数施設を持つ医療法人や社会福祉法人が施設ごとに送迎車両を管理し各施設の送迎ニーズに合わせて運行している現状がある。AI乗合配車システムを活用することで複数施設を結ぶ乗合の運行ルートをリアルタイムで作成できるようになり、施設間で送迎バスを共同運行することが可能になる。送迎効率を上げ車両台数を減らすことで送迎コストを低減する。

みつばモビリティとREAの資本業務提携の概要

項目	詳細
提携企業	株式会社みつばモビリティ、株式会社REA
提携内容	資本業務提携契約の締結
導入システム	AIを活用したクラウド型乗合配車システム「Noruuu-Sharing」
導入対象	複数施設を持つ医療法人や社会福祉法人向け送迎サービス
目的	ドライバー減少に対応した持続可能な送迎サービスの提供
期待される効果	送迎効率の向上、車両台数の削減、送迎コストの低減

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AI乗合配車システムについて

AI乗合配車システムとは、人工知能技術を活用して効率的な乗合の運行ルートをリアルタイムで計算・作成するシステムのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

リアルタイムでの効率的な運行ルート計算
複数施設を結ぶ乗合運行の最適化
送迎ニーズに応じた柔軟な配車管理

みつばモビリティが導入を決定したREAのAI乗合配車システム「Noruuu-Sharing」は、利用者の利便性向上だけでなく配車業務の効率化にも寄与している。複数施設を持つ医療法人や社会福祉法人での導入により、施設間の送迎バスの共同運行が可能になり、送迎効率の向上と車両台数の削減が期待できる。これによりドライバー不足という社会課題への対応も図られる。

参考サイト

^ PR TIMES. 「みつばモビリティ、AI乗合配車システムを提供するREAと資本業務提携 | ソシオークホールディングス株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000422.000045351.html, (参照 24-10-11).

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