RoomClipが第5回「全国理想の住まいコンテスト」受賞作品を発表、ユーザー投票で各部門の最優秀賞を選出

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

第5回「全国理想の住まいコンテスト」受賞作品決定
RoomClipユーザーの投票で各部門の最優秀賞選出
注文住宅部門でAQ Groupが最優秀賞を獲得

RoomClip主催の第5回「全国理想の住まいコンテスト」受賞作品発表

ルームクリップ株式会社は、日本最大級のソーシャルプラットフォーム「RoomClip」において、第5回「全国理想の住まいコンテスト」の受賞作品を2024年10月11日に発表した。このコンテストでは、RoomClip公認の住宅会社58社が参加し、ユーザーからの12,910票の「いいね」によって各部門の最優秀賞が選出されたのだ。^[1]

注文住宅部門ではAQ Groupの「インテリアになるビルトインガレージ」が最優秀賞を獲得した。この作品は、リビングから見える愛車が特徴的で、広々とした空間設計や緻密な家事動線が評価を集めた。リフォーム1000万円以上部門ではリフォームプライス、1000万円以下部門ではナサホーム、500万円以下部門ではマニカホームの作品が、それぞれ最優秀賞に選ばれている。

このコンテストは、家づくりに悩むユーザーに向けて、実例写真を通じて「住まいづくり」を考えるきっかけを提供することを目的としている。ルームクリップは「日常の創造性を応援する」というミッションのもと、多様で豊かな住生活の実現を支援し続けている。今回のコンテストを通じて、より多くのユーザーが理想の住まいづくりのヒントを得ることが期待される。

第5回「全国理想の住まいコンテスト」受賞作品まとめ

	注文住宅部門	リフォーム1000万円以上部門	リフォーム1000万円以下部門	リフォーム500万円以下部門
最優秀賞	AQ Group	リフォームプライス	ナサホーム	マニカホーム
作品タイトル	インテリアになるビルトインガレージ	家族と繋がるLDKを囲んで	緻密な計画で実現した造作本棚～英国風リノベ―ジョン～	minimum vintage
特徴	リビングから見える愛車、広々とした空間	キッチンの位置を廊下側に配置、細部へのこだわり	圧倒的な存在感の造作本棚、海外のような雰囲気	築40年以上の物件の味を活かしたスタイリッシュな仕上がり

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ビルトインガレージについて

ビルトインガレージとは、住宅の一部として設計された屋内駐車スペースのことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

住宅と一体化した設計により、外観の統一感が得られる
天候に左右されず、車の乗り降りや荷物の積み下ろしが快適
セキュリティ面でも優れており、車両の盗難リスクを軽減できる

AQ Groupの受賞作品「インテリアになるビルトインガレージ」は、このビルトインガレージの概念を更に発展させた例といえる。リビングから愛車を眺められるようにすることで、単なる駐車スペースではなく、インテリアの一部として機能するガレージを実現している。この設計は、車好きのオーナーの趣味を生活空間に融合させる新しいアプローチとして注目を集めている。

RoomClipの「全国理想の住まいコンテスト」に関する考察

RoomClipの「全国理想の住まいコンテスト」は、ユーザー参加型のコンテストという点で画期的だ。実際に生活している人々の視点から評価が行われることで、見栄えだけでなく実用性や快適性を兼ね備えた住まいが選ばれる傾向にある。一方で、投票の偏りや特定の趣向に偏った結果になる可能性もあり、多様な価値観を反映させる仕組みづくりが今後の課題となるだろう。

このコンテストを通じて、住宅会社は最新のトレンドや消費者ニーズを直接把握できるメリットがある。しかし、人気を得るためだけの設計に走るリスクもあり、長期的な住みやすさや環境への配慮といった観点も評価基準に含める必要があるだろう。今後は、専門家の意見を取り入れたハイブリッド型の評価システムや、経年変化を考慮した長期的な住みやすさを評価する仕組みの導入が期待される。

また、このコンテストが単なる競争の場ではなく、住まいづくりの知識や情報を共有するプラットフォームとしての機能を強化することも重要だ。受賞作品の詳細な解説や、設計のポイント、住み心地のレビューなどを充実させることで、より多くのユーザーが実践的な知識を得られるようになるだろう。RoomClipには、このコンテストを通じて日本の住環境の質的向上に貢献し続けることが期待されている。