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公開：2024-10-13

はてなが発話分析ソリューション「toitta」を正式リリース、生成AIを活用した新機能で分析プロセスを効率化

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• はてな、発話分析ソリューション「toitta」正式リリース
• 切片自動グルーピング機能など新機能を実装
• オウンドメディア開設やイベント開催も予定

はてなが「toitta」を正式リリース、発話分析ソリューションの機能を拡充

株式会社はてなは2024年10月10日に企業向け新サービス「toitta（トイッタ）」を正式リリースした。toittaは生成AIを活用した発話分析ソリューションで、デザインリサーチやマーケティングリサーチなどのインタビュー結果の分析プロセスを支援する。ベータ版として提供してきた機能に加え、クローズドベータ時点での協力企業からの要望に応えた新機能を実装している。^[1]

新機能として切片自動グルーピング機能が追加された。AIが書き起こしデータの文脈をもとに切片を自動的にグルーピング（抽象化）し、各グループに「グループタイトル」と「グループサマリー」を付与する。この機能により分析時の補助として活用できるほか、グループ情報を保持したまま外部ツールへのエクスポートが可能になった。

また、Figma/FigJam用プラグイン「Text to Stickies for toitta」の提供やMicrosoftアカウントによるログイン対応、IPアドレス制限機能の追加など、ユーザビリティと安全性の向上も図られている。はてなは今後も継続的な機能開発を通じてインタビューデータの分析・共有・管理に貢献し、サービス開発や改善に関わる担当者・チームの効率化、生産性向上を支援していく方針だ。

toittaの新機能まとめ

toittaの詳細はこちら

生成AIについて

生成AIとは、人工知能技術の一種で、新しいコンテンツや情報を自動的に生成する能力を持つシステムのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 大量のデータから学習し、新たな情報を生成
• テキスト、画像、音声など多様な形式のコンテンツを作成可能
• 人間の創造性を補完し、効率的な作業をサポート

toittaでは生成AIを活用して発話分析を行っている。具体的には書き起こしデータの文脈をもとに切片を自動的にグルーピングし、各グループにタイトルとサマリーを付与する機能が実装された。これにより、インタビュー結果の分析プロセスが効率化され、リサーチャーの洞察力向上や仮説の精緻化をサポートしている。

参考サイト

1. ^ . 「はてな、生成AIを活用した発話分析ソリューション「toitta」を新機能の提供に伴い正式リリース | 株式会社はてなのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000136.000006510.html, (参照 24-10-13).
2. Microsoft. https://www.microsoft.com/ja-jp

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