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公開：2024-10-13

楽譜作成ソフトDoricoに対応した音楽フォントChaconne Exが発表、SMuFL準拠で互換性向上

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• 楽譜作成ソフトDoricoに対応した音楽フォント「Chaconne Ex」発表
• SMuFL規格に準拠し、Doricoでの美しい楽譜作成が可能に
• 2024年10月31日より販売開始予定

Chaconne Exの特徴と楽譜作成ソフトDoricoへの対応

株式会社ストーンシステムは、楽譜作成ソフトDoricoに対応した音楽フォント「Chaconne Ex」を2024年10月31日より販売開始する予定だ。Chaconne Exは、日本の出版楽譜で使われている標準的な音楽記号をデザインしたフォントであり、これまで日本における出版楽譜向け音楽フォントのデファクトスタンダードとして長年愛用されてきたChaconne」の後継として位置づけられている。^[1]

Chaconne Exの特筆すべき点は、国際基準規格であるSMuFL (Standard Music Font Layout) に準拠していることだ。これにより、DoricoをはじめとしたSMuFLに対応する楽譜作成ソフトウェアでChaconne Exを用いた美しい楽譜を最大限に表現し作成することが可能となった。この対応によって、作曲家や編曲家、楽譜作成者などの音楽制作における支援ツールとしての役割が一層強化されている。

Chaconne Exのフォント仕様には、収録キャラクタ数が741、キャラクタマッピングがSMuFL準拠、フォント形式がOpenType Font (OTF)といった特徴がある。対応OSはMacとWindowsで、対応楽譜作成ソフトウェアはDorico、Finale 27、その他SMuFL対応楽譜作成ソフト（任意の音楽フォントを選択可能なもの）となっている。ライセンス要件として、同時に一台のコンピューターにおいてのみ使用可能となっている。

Chaconne Exの仕様まとめ

Chaconne Exの詳細はこちら

SMuFLについて

SMuFLとは、Standard Music Font Layoutの略称で、音楽記号のユニコード配置を標準化した国際基準規格のことを指している。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 音楽記号の統一的なデジタル表現を可能にする
• 異なる楽譜作成ソフト間での互換性を向上させる
• 音楽フォントの開発と利用を効率化する

SMuFLの採用により、Chaconne ExはDoricoをはじめとする様々な楽譜作成ソフトウェアとの互換性が大幅に向上している。これによって、音楽制作者は異なるソフトウェア間でも一貫した美しい楽譜を作成することが可能となり、楽譜制作のワークフローが効率化されることが期待できるだろう。SMuFLの準拠は、Chaconne Exの国際的な使用可能性も高めている。

参考サイト

1. ^ . 「楽譜作成ソフトDoricoに対応した音楽フォント「Chaconne Ex」がリリース | 株式会社ストーンシステムのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000049840.html, (参照 24-10-13).

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