アクアが新型コードレススティッククリーナー「のび～るスティック AQC-PX2R」を10月16日に発売、長さ調節機能で使いやすさを向上

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

アクアが新型コードレススティッククリーナーを発売
「のび～るスティック AQC-PX2R」は長さ調節が可能
10月16日発売、店頭予想価格は25,300円前後

アクアの新型コードレススティッククリーナー「のび～るスティック AQC-PX2R」が10月16日に発売

アクアは、身長や掃除する場所に合わせてスティックの長さを調節できるコードレススティッククリーナー「のび～るスティック AQC-PX2R」を、2024年10月16日に発売する。価格はオープンプライスとなっており、店頭予想価格は25,300円前後となっている。この新製品は、使用者の身長や掃除箇所に応じて最適な長さに調整できる機能を特徴としている。^[1]

「のび～るスティック AQC-PX2R」は、パイプを約16cm伸ばすことが可能で、届きにくい場所も楽な姿勢で掃除できるよう設計されている。サイクロン式を採用しており、高い吸引力を維持しながら、フィルターの目詰まりを防ぐ効果も期待できる。また、暗い場所でもゴミを見つけやすいよう、5つのグリーンLEDライトを搭載しており、効率的な清掃をサポートする。

本製品の連続運転時間は、強モードで約12分、標準モードで約24分となっている。充電時間は約3時間で、集じん容積は約0.35Lとなっている。スティッククリーナーとしての外形寸法は幅245×奥行215×高さ930〜1,085mmで、重量は約1.6kgと軽量化が図られている。隙間ノズルへの付け替えも可能で、細かい部分の掃除にも対応できる設計となっている。

のび～るスティック AQC-PX2Rの主な機能まとめ

	スティック長さ	運転時間	充電時間	重量	集じん容積
仕様	約16cm伸縮可能	強：約12分、標準：約24分	約3時間	約1.6kg	約0.35L
特徴	身長や場所に合わせて調節可能	バッテリー持続時間を選択可能	比較的短時間で充電完了	軽量で取り回しやすい	コンパクトながら十分な容量

サイクロン式について

サイクロン式とは、掃除機の集塵方式の一つで、遠心力を利用してゴミと空気を分離する仕組みのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

紙パック不要で維持費が抑えられる
吸引力の低下が少なく、長期間使用可能
アレルギー対策に有効な排気クリーン性能

「のび～るスティック AQC-PX2R」に採用されているサイクロン式は、細かいゴミと空気を効率的に分離することで、フィルターの目詰まりを防ぐ効果がある。これにより、長期間にわたって高い吸引力を維持することが可能となり、掃除機の性能を最大限に引き出すことができる。また、パーツが水洗い可能な設計となっているため、衛生面でも優れた特性を持っている。

アクアの新型コードレススティッククリーナーに関する考察

アクアの「のび～るスティック AQC-PX2R」は、使用者の身長や掃除箇所に合わせて長さを調節できる機能を備えており、この点が非常に優れている。特に高所や低い場所の掃除時に、無理な姿勢を取る必要がなくなることで、身体への負担が軽減され、より快適な掃除体験を提供できるだろう。また、サイクロン式の採用により、紙パック交換の手間や追加コストを削減できる点も、ユーザーにとって大きなメリットになると考えられる。

一方で、連続運転時間が強モードで約12分、標準モードで約24分と、広い家屋や長時間の使用には若干不安が残る。バッテリー容量の増加や省電力設計の更なる改善により、より長時間の使用が可能になれば、ユーザーの満足度が更に向上するだろう。また、現在の店頭予想価格25,300円前後は、競合製品と比較してやや高めに設定されている印象があり、価格競争力の面で課題が残る可能性がある。

今後の展開としては、AIやIoT技術の統合により、掃除パターンの自動最適化や遠隔操作機能の追加など、より高度な機能の実装が期待される。また、環境への配慮の観点から、リサイクル可能な素材の使用拡大や省エネ性能の更なる向上など、サステナビリティを重視した製品開発も重要になってくるだろう。アクアには、これらの課題に取り組みながら、ユーザーのニーズに合わせた製品改良を継続的に行っていくことを期待したい。