ペンタセキュリティがD'Amo KMS SCを発表、暗号鍵管理システムでデータ保護を強化

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約
ペンタセキュリティの新製品D'Amo KMS SCがデータ保護を強化
D'Amo KMS SCの主要機能まとめ
暗号鍵管理システムについて
参考サイト

記事の要約

ペンタセキュリティがD'Amo KMS SCを発表
暗号鍵のライフサイクル管理を強化
クラウド環境での柔軟なセキュリティ対応

ペンタセキュリティの新製品D'Amo KMS SCがデータ保護を強化

ペンタセキュリティ株式会社は2024年10月16日、暗号鍵管理システム「D'Amo KMS」のソフトウェアコンテナ版「D'Amo KMS SC」の提供を開始した。この新製品は、暗号鍵の生成から破棄までのライフサイクル全体を管理し、多様なシステム環境における暗号鍵の保護機能を提供する。国際的な暗号標準規格に準拠しており、高度なセキュリティ要件を満たすことが可能だ。^[1]

D'Amo KMS SCの特長として、Linux OS上にコンテナ基盤（Docker/Podman）を実装することで、オンプレミスからパブリッククラウドまで幅広い環境での利用が可能になっている。これにより、クラウドシステムの増加に伴うデータ保護対策にも柔軟に対応できる。さらに、GUIベースの直観的な管理コンソールを提供し、セキュリティポリシーの設定やバックアップ、システムステータスの確認などが容易に行えるようになった。

ペンタセキュリティは、D'Amo KMS SCの発売により、暗号化からアクセス制御、監査、鍵管理まで包括的なデータセキュリティの実装が可能になったとしている。この新製品は、改正個人情報保護法やPCI-DSS、GDPRなどのコンプライアンス要件への準拠も支援する。今後も企業の安全なビジネス環境構築を支援するため、情報セキュリティサービスの拡充を続けていく方針だ。

D'Amo KMS SCの主要機能まとめ

	鍵管理	アクセス制御	バックアップ	コンプライアンス
主な特徴	ライフサイクル全体の管理	権限分離による強力な制御	複数の機能と冗長構成	国際標準規格への準拠
対応環境	オンプレミス/クラウド	GUIベース管理コンソール	自動/手動バックアップ	ISMS、PCI DSS等に対応
セキュリティ強化	暗号標準規格に準拠	DBAのアクセス制限可能	データの可用性確保	監査機能の提供

D'Amo KMSの詳細はこちら

暗号鍵管理システムについて

暗号鍵管理システムとは、データの暗号化に使用される鍵を安全に生成、保存、配布、更新、破棄するためのシステムのことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

暗号鍵のライフサイクル全体を一元管理
アクセス制御と監査機能によるセキュリティ強化
国際的な暗号標準規格への準拠

D'Amo KMS SCのような暗号鍵管理システムは、企業のデータセキュリティ戦略において重要な役割を果たす。データの暗号化だけでなく、暗号鍵の適切な管理が行われることで、情報漏洩のリスクを大幅に低減させることが可能になる。さらに、クラウド環境での利用にも対応することで、多様化するIT環境におけるセキュリティ課題にも柔軟に対処することができるのだ。

参考サイト

^ PR TIMES. 「ペンタセキュリティ、暗号鍵管理システム「D’Amo KMS」ソフトウェアコンテナ版の提供開始 | ペンタセキュリティ株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000069.000032363.html, (参照 24-10-18).

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