エンファクトリーの越境サーキット、37社200名突破、2024年度は6ターム実施へ

text: XEXEQ編集部

PR TIMES より

記事の要約
越境サーキットの概要と参加企業
越境学習について
越境サーキットに関する考察
参考サイト

記事の要約

越境サーキットが累計37社200名突破
3ヶ月間ベンチャー企業の課題解決に取り組む
2024年度は6タームで実施予定

越境サーキットの概要と参加企業

株式会社エンファクトリーは、越境型研修サービス「越境サーキット」が2022年7月のサービス開始から2年半で累計37社導入、受講者数が200名を超えたことを発表した。このプログラムは、他社メンバーとチームを組み、3ヶ月間ベンチャー企業の実際の課題に取り組む形式で実施されている。^[1]

参加企業には、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社、株式会社アイシン、コニカミノルタ株式会社などの大手企業が名を連ねている。年齢層は20代から50代以上と幅広く、他流試合、公募型研修、キャリア自律などを目的に、これまで200名以上が活動を行ってきた。

2024年度のプログラムでは、DX推進関連企業、AIソリューション提供企業、独立系FP企業などが課題提示企業として参画する予定だ。第1タームから第6タームまで、それぞれ異なる企業が課題を提供し、7月から翌年3月まで継続的に実施される。

	第1ターム	第2ターム	第3ターム	第4ターム	第5ターム	第6ターム
課題提示企業	AI Booster	センシンロボティクス	FPサテライト	ノバルス	若潮酒造	まちのtoolbox
期間	7/1〜10/01	8/1〜11/01	10/1〜12/24	11/1〜1/30	11/25〜2/20	1/7〜3/27
分野	AI	ロボティクス	金融	DX	製造業	地域支援

越境学習について

越境学習とは、自組織の枠を超えて外部の環境で学ぶことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

異なる組織や業界の知見や経験を獲得できる
自身の固定観念や思考の枠組みを打破できる
新たな人脈形成やネットワーク構築が可能

越境学習は、従来の社内研修や座学では得られない実践的な学びを提供する。参加者は実際のビジネス課題に取り組むことで、自身のスキルや知識を実践の場で試すことができ、同時に他社の文化や考え方に触れることで視野を広げることができる。

越境サーキットに関する考察

越境サーキットの今後の課題として、参加企業の多様性の確保が挙げられる。現状では大手企業の参加が目立つが、中小企業やスタートアップの参加を増やすことで、より多様な視点や課題が共有される可能性がある。また、オンラインとオフラインのハイブリッド形式の導入など、より柔軟な参加形態の検討も必要になるだろう。

新機能としては、AIを活用したマッチング機能の導入が期待される。参加者のスキルや興味と、提示される課題のマッチングを最適化することで、より効果的な学習機会を提供できる可能性がある。さらに、過去の成功事例や学びをデータベース化し、参加者が自由に閲覧できるナレッジシェアリングプラットフォームの構築も有効だろう。

今後は、越境サーキットを通じて生まれたイノベーションや新規事業の創出にも期待が高まる。単なる研修プログラムを超えて、参加企業間の協業や新たなビジネスモデルの創出につながる可能性を秘めている。エンファクトリー社には、このプログラムを通じて日本企業の競争力向上と人材育成に貢献し続けることを期待したい。

参考サイト

^ PR TIMES. 「『越境サーキット』による越境者が200名を突破。越境サーキット導入企業の越境者、課題提示企業による体験レポートを公開 | 株式会社エンファクトリーのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000230.000025659.html, (参照 24-07-30).

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