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公開：2024-10-23

XR Kaigi 2024でアバターアワード2024の授賞式開催、12作品のノミネートでVRランウェイを実施へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• XR Kaigi 2024でアバターアワード2024の授賞式を開催
• 12月11日19時からポートホールで授賞式を実施
• VRMコンソーシアム主催で12作品がノミネート

XR Kaigi 2024とアバターアワード2024の開催詳細

株式会社Moguraは2024年12月11日から13日までの3日間、XRに関するカンファレンス「XR Kaigi 2024」を開催することを発表した。初日となる12月11日のネットワーキングパーティーでは一般社団法人VRMコンソーシアムが主催する「アバターアワード2024」の授賞式が19時より執り行われることになっている。^[1]

アバターアワード2024では2024年9月26日から10月27日までのエントリー期間中に投稿された作品から一次選考を実施し、最終ノミネート作品として12作品が選出されることになっている。選出された作品は授賞式でVRランウェイを歩く様子が紹介され、その中から最優秀賞が決定されることが決まっているのだ。

第5回を迎えるアバターアワード2024の審査員には人気ファッション誌ViViのクリエイティブディレクターである軍地彩弓氏や電撃文庫ソードアート・オンラインの編集者として知られる三木一馬氏などが就任している。10月31日までは早割チケットの販売も実施されており、一次審査通過者は授賞式に招待されることになった。

アバターアワード2024の開催概要まとめ

XR Kaigi 2024の詳細はこちら

VRMについて

VRMとは3Dアバター向けのファイルフォーマットであり、アバター文化の振興とクリエイターの社会的認知度向上を目的として策定された規格である。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 3Dアバターの互換性を確保する統一規格
• クリエイターの権利保護に配慮した設計
• メタバースやXR環境での利用に最適化

VRMファイルフォーマットはメタバース時代におけるアバター表現の標準化を目指して一般社団法人VRMコンソーシアムが普及を進めている。アバターアワード2024ではVRMファイルフォーマットを活用した作品のキャラクター性やファッション性、先進性などが評価され、優れた作品が表彰されることになっている。

アバターアワード2024に関する考察

アバターアワード2024がXR Kaigi 2024との連携を強化したことは、XR業界全体の発展という観点で重要な意味を持っている。特にVRランウェイでの作品紹介は、アバター文化の新たな表現方法としてクリエイターの創作意欲を刺激する可能性が高いだろう。しかし、ノミネート作品が12作品に限定されていることは、多様な作品の発掘という観点では課題となる可能性がある。

メタバース時代においてアバターの重要性は更に高まることが予想されるため、アバターアワードの役割も拡大していくことが期待される。特に軍地彩弓氏や三木一馬氏といったファッションやコンテンツ産業の著名人が審査員を務めることは、アバター文化の社会的認知度向上に大きく寄与するはずだ。今後はより多くの業界との連携を図り、アバター文化の更なる発展を促進することが求められる。

アバターアワードの継続的な開催は、クリエイターのモチベーション維持とスキル向上に重要な役割を果たしている。VRMファイルフォーマットの普及という技術的な側面と、アバター文化の振興という文化的な側面の両立を目指す姿勢は高く評価できる。今後は国際的な展開も視野に入れ、グローバルなアバター文化の発展に貢献することが期待される。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「【XR Kaigi 2024】ネットワーキング・パーティー内で、アバターアワード2024の授賞式を行います。 | 株式会社Moguraのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000066.000023286.html, (参照 24-10-23).

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