Another worksが総合型複業マッチングプラットフォームにソリューションバンクを追加、タレントの得意分野を活かした提案型マッチングが可能に

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

Another worksが総合型複業マッチングプラットフォームにソリューションバンクを追加、タレントの得意分野を活かした提案型マッチングが可能に

PR TIMES より


記事の要約

  • Another worksが複業マッチング新サービス「ソリューションバンク」を開始
  • タレントが得意業務をパッケージ化して企業へ提案可能に
  • 求人作成やスカウトなしで業務依頼がスムーズに

ソリューションバンクの機能と特徴

株式会社Another worksは総合型複業マッチングプラットフォーム「複業クラウド」の新機能として、ソリューションバンクを2024年10月22日にリリースした。この新サービスにより企業は課題や業務の切り出しが明確でなくても、タレントからの提案を基に業務を依頼できるようになり、複業人材の活用がより効率的になった。[1]

複業クラウドは累計2,000社以上の企業や自治体に利用されているマッチングプラットフォームであり、従来の求人情報へのエントリー方式とスカウト方式の2つの方法でマッチングを実現してきた。新機能のソリューションバンクでは、タレントが自身の得意分野をパッケージ化して企業に提案できるため、より柔軟な人材活用が可能になるだろう。

複業採用における課題として、求人作成の難しさや潜在的な企業課題の解決の困難さが挙げられていた。ソリューションバンクの導入によって、タレントからの提案を基に業務を依頼できるようになり、企業側の負担が大幅に軽減される。中長期的にはソリューションバンク単独でのサービス展開も視野に入れている。

複業クラウドのマッチング方式まとめ

従来の求人方式 スカウト方式 ソリューションバンク
マッチング方法 求人情報へのエントリー 企業からの直接スカウト タレントからの提案
特徴 詳細な業務内容が必要 キーワードでの人材検索 パッケージ化された提案
企業側の負担 求人作成が必要 人材選定に時間が必要 提案から選択可能
複業クラウドの詳細はこちら

複業について

複業とは金銭報酬を主な目的とする副業とは異なり、スキルアップや地域貢献など、経験報酬や感情報酬を含めた多目的な働き方を指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 金銭以外の報酬も重視した働き方
  • スキルアップや地域貢献などの複数の目的を持つ
  • 環境を大きく変えずに新しい挑戦が可能

複業クラウドでは、累計2,000社以上の企業や自治体が利用しており、一部上場企業からスタートアップ、自治体、スポーツチーム、教育機関まで幅広い分野で複業人材の活用が進んでいる。企業は毎月定額料金で求人掲載が可能で、採用が実現しても成約手数料は一切かからないため、採用コストを抑えることができる。

ソリューションバンクに関する考察

ソリューションバンクの導入により、企業側は明確な業務切り出しが不要になり、タレント側は得意分野を活かした提案が可能になるため、双方にとってメリットがある。特にタレントのスキルや経験を最大限に活用できる仕組みは、人材活用の新しい形として注目に値するだろう。

一方で、タレントからの提案が増加することで、企業側の提案評価や選定に時間がかかる可能性がある。提案内容の標準化やカテゴリー分類の整備、AIによる提案マッチング機能の追加など、効率的な選定プロセスの確立が今後の課題となるだろう。

複業の社会実装を目指す上で、ソリューションバンクには提案の質の担保や、継続的な改善が求められる。マッチングの精度向上や、業界特化型の提案テンプレートの開発など、より使いやすいプラットフォームへの進化が期待される。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「求人やスカウトが不要に!? 個人の”得意”を買うだけ、より複業依頼がしやすくなる新サービスを開始 | 株式会社Another worksのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000426.000047859.html, (参照 24-10-23).

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