農林水産省が関西発の食品関連企業向け海外展開セミナーを開催、大阪・関西万博を見据えた市場開拓支援を強化

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • 農林水産省が食品関連企業向けセミナーを開催
  • 関西地方の海外市場開拓の取り組みを紹介
  • GFVC推進官民協議会の第2回全体会合として実施

食品関連企業の海外展開セミナーで関西発の市場開拓事例を共有

農林水産省は食品関連企業の海外展開を支援するため、2024年10月30日に大阪で対面形式のセミナーを開催することを発表した。大阪・関西万博開催によるインバウンド効果が期待される関西地方に焦点を当て、現地企業の海外市場開拓の取り組みや課題について詳しく解説する場を設けることになったのだ。[1]

関西地方を拠点とする食品関連企業から海外市場開拓の実践事例が紹介され、株式会社シュゼット・ホールディングスや兵庫県手延素麺協同組合などが登壇することが決定した。早稲田大学政治経済学術院の深川由起子教授からは食品関連企業の海外展開についての講演も予定されているのだ。

このセミナーはグローバル・フードバリューチェーン推進官民協議会の第2回全体会合として実施され、934社・団体が加盟する大規模なネットワークを活用した情報共有の場となる。農林水産省による日本企業の海外展開支援施策についても詳しい説明が行われる予定だ。

セミナーの概要

セミナー名 食品関連企業の海外展開に関するセミナー
日程 2024/10/30(水) 14:00~16:00
会場 大阪合同庁舎第1号館第1別館2階共用大会議室
会場住所 大阪府大阪市中央区大手前1-5-44 大阪合同庁舎1号館
概要 関西地方を拠点とする食品関連企業による海外市場開拓の取り組みの紹介、および農林水産省による海外展開支援施策の説明
主催 農林水産省
備考 定員100名程度
申込締切:2024年10月28日18時00分
セミナーの詳細はこちら

フードバリューチェーンについて

フードバリューチェーンとは、食品の生産から消費に至るまでの一連の付加価値創造プロセスのことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 生産・加工・流通・消費の各段階での価値創造
  • 品質管理や食品安全性の確保
  • 持続可能な食品供給システムの構築

グローバル・フードバリューチェーン推進官民協議会は産学官が連携し、日本の食産業の海外展開を推進することを目的として設立された組織である。934の企業・団体が加盟する大規模なネットワークを活用し、海外市場開拓に向けた情報共有や課題解決に取り組んでいるのだ。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「食品関連企業の海外展開に関するセミナーを開催します! | 農林水産省のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000219.000052804.html, (参照 24-10-23).

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