日立製作所が金融機関向け新営業店システムを発表、セミセルフソリューションで窓口業務の効率化を実現へ

text: XEXEQ編集部
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日立より

記事の要約

日立製作所が新営業店システムを11月提供開始
セミセルフソリューションで窓口業務を効率化
徳島大正銀行がファーストユーザーとして導入決定

日立製作所の新営業店システムによって窓口業務が効率化へ

日立製作所は金融機関の窓口業務効率化と利用者の利便性向上を実現する新たな営業店システム「セミセルフソリューション」を2024年11月11日より提供開始することを発表した。窓口の既存の専用端末を活用したセミセルフ方式を採用することで容易かつ低コストで金融機関の窓口業務を伝票・印鑑レス化することが可能となるだろう。^[1]

従来の窓口業務では受付で利用者が紙の伝票に記載した取引内容を行員が専用端末に打ち込んで処理していたが、セミセルフ化により利用者自身がタッチパネルディスプレイで取引内容を入力することが可能となった。これにより伝票記入や押印などの手続き上の負担や手間が大幅に軽減されることになる。

高齢者などでも対応可能な直感的なユーザーインターフェイスを採用することで操作性を向上させており、手続き上の負担軽減により利用者の待ち時間も短縮される見込みとなっている。既存の窓口システムにタッチパネルディスプレイや通帳読み取り装置などを接続する構成で専用制御装置が不要なため、低コストかつ迅速な導入が実現できるのだ。

セミセルフソリューションの特徴まとめ

項目	詳細
提供開始日	2024年11月11日
ファーストユーザー	徳島大正銀行
主な特徴	伝票・印鑑レス化、タッチパネル操作
導入メリット	窓口業務の効率化、利用者の利便性向上
システム構成	既存端末活用、専用制御装置不要

タッチパネルディスプレイについて

タッチパネルディスプレイとは、指やペンで画面に直接触れて操作できる入力装置を組み込んだディスプレイのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

直感的な操作が可能で導入しやすい
紙の伝票が不要でペーパーレス化に貢献
高齢者でも理解しやすいインターフェース

タッチパネルディスプレイは金融機関の窓口業務において、利用者が直接情報を入力できる特性を活かすことで事務処理の効率化に大きく貢献している。日立製作所のセミセルフソリューションでは既存の窓口システムと組み合わせることで低コストでの導入を実現し、窓口業務の効率化と利用者の利便性向上に寄与することが期待できる。

参考サイト

^ 日立. 「金融機関の窓口業務効率化と利用者の利便性向上を実現する新営業店システム「セミセルフソリューション」を提供開始：2024年10月21日」. https://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2024/10/1021.html, (参照 24-10-23).

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