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メタルワンがグローバルエナジーハーベストに出資、世界初の量産型波力発電の実用化へ向け開発加速

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

メタルワンがグローバルエナジーハーベストに出資、世界初の量産型波力発電の実用化へ向け開発加速

PR TIMES より


記事の要約

  • メタルワンがグローバルエナジーハーベストに出資
  • 波力発電の量産体制構築と性能向上を推進
  • 沖縄で新たな波力発電実証事業を開始

メタルワンの第三者割当増資で波力発電の商業化を加速

株式会社グローバルエナジーハーベストは2024年10月22日、株式会社メタルワンを引受先とする第三者割当増資を実施したことを発表した。グローバルエナジーハーベストは2021年7月と2022年1月に続き3度目の第三者割当増資を行い、波力発電の実用化に向けた取り組みを本格化している。[1]

波力発電は太陽光の約20~30倍、風力の約5倍のエネルギー密度を持つ再生可能エネルギーとして注目を集めている。メタルワンからの出資を受け、波力発電の量産体制構築と性能向上のための開発を推進することで、地球環境保護と再生可能エネルギーの普及に貢献していく。

新たに内閣府の令和6年度沖縄振興特定事業推進費補助金の交付を受け、与那原町役場とNPO法人日本波力発電普及推進協会との波力発電実証事業も開始する。太平洋側の海域環境に最適化した波力発電技術の確立を目指し、実証実験を進めていく。

グローバルエナジーハーベストの波力発電システムまとめ

項目 詳細
発電方式1 往復型回転加速式発電
発電方式2 循環型波力揚水発電
主な特徴 海水から発電機を完全隔離、環境配慮型設計
設置場所 港湾内の岸壁、防波堤周辺
使用素材 厚板、鋼管、薄板、ステンレス、特殊鋼

波力発電の三大課題について

波力発電の三大課題とは、波力発電の実用化を妨げてきた主要な技術的・環境的な問題点のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 台風等の高波対策の必要性
  • フジツボ等の海洋生物付着への対応
  • 既存の漁業との調和の実現

グローバルエナジーハーベストは独自の特許技術により、これらの三大課題を全て解決する波力発電システムの開発に成功している。海水から発電機を完全に隔離する設計や未活用の港湾内への設置により、環境との調和を図りながら安定的な発電を実現することが可能となった。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「グローバルエナジーハーベストへのメタルワンからの出資について  ~ 世界初量産型波力発電の商品化を目指す ~ | 株式会社グローバルエナジーハーベストのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000085065.html, (参照 24-10-23).

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