BRIが全マンションにFreeiD顔認証を標準採用、鍵不要のスマートな住環境を実現へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

BRIが全マンションにFreeiD顔認証を標準採用
エントランスから専有部まで鍵不要のシステム
既に2物件への導入が完了

顔認証プラットフォームFreeiDの全マンション標準採用

株式会社BRIは、DXYZが提供する顔認証プラットフォーム「FreeiD」を2024年10月23日に今後供給する全マンションへの標準採用を発表した。エントランスやエレベーターなどの共有部から各専有部まで鍵が一切不要となる国内初の「オール顔認証マンション」を展開することで、セキュリティの確保と利便性の向上を実現する取り組みが始まったのだ。^[1]

FreeiDは、スマートフォンアプリから1度顔を登録するだけで入退や本人確認、決済などの日常生活における様々な行動を顔認証で完結できるプラットフォームである。複数の顔認証AIとの連携が可能な技術により、鍵や財布を持たずに世界がつながる未来を目指している。

BRIは標準採用の第一弾として、既に「ガリシア清澄白河II」と「ガリシアレジデンス松陰神社」の2物件へのFreeiD導入を完了させた。今後はFreeiDを活用してGALIC IAマンションシリーズが追及する東京都心での心地のよいアーバンライフの提供を積極的に推進していく方針だ。

FreeiD導入物件の詳細

項目	詳細
導入済み物件	ガリシア清澄白河II、ガリシアレジデンス松陰神社
対象エリア	東京都心部
認証対象箇所	エントランス、エレベーター、専有部
主な機能	入退室管理、本人確認、決済
必要機器	スマートフォン（顔登録用）

顔認証プラットフォームについて

顔認証プラットフォームとは、人間の顔を自動的に識別・認証するためのシステム基盤のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

複数の顔認証AIと連携可能な統合システム
高精度な本人認証と迅速な処理を実現
セキュリティと利便性を両立したアクセス制御

FreeiDのような顔認証プラットフォームは、従来の物理的な鍵や暗証番号による認証方式と比較して、より高度なセキュリティを確保しながら利便性を向上させることが可能である。BRIが導入を決定したFreeiDは、マンションの共有部から専有部まで一貫した顔認証による入退室管理を実現し、入居者の快適な生活をサポートすることが期待される。

FreeiD標準採用に関する考察

FreeiDの全マンション標準採用は、物理的な鍵の紛失や盗難のリスクを大幅に低減させる画期的な取り組みとなっている。顔認証技術を活用することで、従来のセキュリティシステムでは実現できなかった高度な本人確認と快適な利用体験を両立させることが可能になったのだ。

一方で、顔認証システムの導入に伴うプライバシーの保護や個人情報の管理が重要な課題となる可能性がある。顔データの暗号化や適切なアクセス制御など、セキュリティ面での継続的な対策が必要不可欠になるだろう。

今後は、顔認証技術の精度向上や他のスマートホーム機能との連携拡大が期待される。マンションの資産価値向上に向けて、より高度な生体認証技術やIoTデバイスとの統合を進めることで、さらなる付加価値の創出が可能になるはずだ。

参考サイト

^ PR TIMES. 「BRIが今後供給する全マンションにDXYZの顔認証プラットフォーム「FreeiD」標準採用が決定 | 株式会社ＢＲＩのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000126885.html, (参照 24-10-24).

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