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公開：2024-07-30

ギフティとヤプリがポイントプログラム基盤で連携、アプリ会員向けサービスを強化

text: XEXEQ編集部

記事の要約

• ギフティがポイントプログラム基盤を提供開始
• ヤプリのCRMと連携しアプリ会員向けサービス展開
• ポイント付与からデジタルギフト交換まで実現

ギフティとヤプリの連携によるポイントプログラム基盤の提供

ギフティは、ポイントの付与・管理からデジタルギフトとの交換までワンストップで実現可能なポイントプログラム基盤「giftee Point Base」と、ヤプリが提供する「Yappli CRM」との連携を2024年6月30日に開始した。この連携により、「Yappli」でアプリを開発・運用し、「Yappli CRM」を利用する企業は、ポイント基盤として「giftee Point Base」を導入可能となった。^[1]

「giftee Point Base」は、企業のポイントプログラムに関する課題を解決すべく開発されたソリューションだ。従来、ポイントプログラムの導入には多くの費用と期間を要し、カスタマイズも困難であったが、「giftee Point Base」の導入により、最小限の開発費用と期間でシステム構築が可能となる。

「Yappli CRM」は、アプリをリリースするだけでCRMを始められるノーコードの顧客管理CRMである。本連携により、アプリ会員は貯まった「Yappli」のポイントを「giftee Point Base」で発行されるポイントに交換し、ギフティが提供するデジタルギフトと交換することが可能となった。

ポイントプログラム基盤の連携に関する考察

ギフティとヤプリの連携は、ポイントプログラムの利便性向上だけでなく、新たなマーケティング戦略の可能性を開く画期的な取り組みだ。しかし、この連携によってユーザーデータの取り扱いがより複雑化し、プライバシー保護の観点から新たな課題が生じる可能性がある。両社は、データセキュリティの強化とユーザーへの透明性確保に一層注力する必要があるだろう。

今後、このポイントプログラム基盤にAI技術を導入し、ユーザーの行動パターンや嗜好を分析して最適なギフト提案を行う機能の追加が期待される。また、ブロックチェーン技術を活用したポイントの安全な管理や、異なる企業間でのポイント相互利用システムの構築など、より革新的な機能の開発が望まれる。これらの機能拡充により、ユーザーエクスペリエンスのさらなる向上と、企業のマーケティング効果の最大化が実現できるだろう。

eギフトプラットフォーム事業の発展は、消費者行動や企業のマーケティング戦略に大きな変革をもたらす可能性を秘めている。ギフティとヤプリの連携を皮切りに、異業種間の協業がさらに加速し、より包括的なデジタルエコシステムが構築されていくことが予想される。この流れは、単なるポイントプログラムの枠を超え、新たな顧客体験の創出や、地域経済の活性化にも繋がる可能性を秘めているのだ。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「ポイントプログラム基盤「giftee Point Base」とアプリを起点としたノーコードCRM「Yappli CRM」が連携、「Yappli CRM」を利用する企業へサービス提供を開始 | 株式会社ギフティのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000451.000004529.html, (参照 24-07-30).

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