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NDIソリューションズがkintoneプラグイン「きんちゃぼ」にRAGオプションを追加、企業データを活用した業務効率化を実現

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • kintoneプラグイン「きんちゃぼ」にRAGオプション追加
  • 企業固有データを活用したChatGPT環境を構築可能
  • kintone上でのデータ分析と報告書作成を効率化

kintoneプラグイン「きんちゃぼ」のRAG機能追加による業務効率化の実現

NDIソリューションズは2024年10月25日、kintone上で利用できるプラグインAIチャットボット「きんちゃぼ」にRAG(検索拡張生成)オプションを追加した。企業内の規程やマニュアル、報告書などのデータを活用したChatGPT環境を構築でき、業務で使い慣れているkintoneから簡単に利用できる環境が整備された。[1]

RAGオプションの導入により、専用の管理画面を通じてWord、ExcelPDFなどのドキュメントをアップロードすることが可能となった。kintoneアプリ内の文章や添付ファイルを直接利用するものではないため、意図しない内容の回答生成を軽減できる仕組みが実現されている。

また、OpenAI社が公開しているプライバシー保護の方針に基づいて設計されたChatGPT APIを使用しているため、企業・団体内の情報がChatGPTの学習に使用されることはない。情報漏洩の心配なく、安全なChatGPT環境として活用できる仕組みが構築されている。

きんちゃぼのRAGオプション機能まとめ

項目 詳細
初期費用 350,000円(税抜)
月額利用料 75,000円(税抜)
主な機能 企業データを活用したChatGPT環境の構築
対応ファイル Word、Excel、PDF
提供開始日 2024年10月25日
きんちゃぼの詳細はこちら

RAGについて

RAGとはRetrieval Augmented Generation(検索拡張生成)の略で、ChatGPTなどの大規模言語モデルが回答を生成する際の手法のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 質問に対する回答生成前に必要な情報を検索・収集
  • 取得した情報を活用して精緻な回答を生成
  • 企業固有のデータを安全に活用可能

kintoneプラグイン「きんちゃぼ」では、RAGを活用することで企業内の規程やマニュアル、報告書などのデータを基に回答を生成することが可能となった。企業固有のデータを安全に活用できる環境が整備され、業務効率の向上に大きく貢献する仕組みが実現されている。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「kintone上で使えるAIチャットボット「きんちゃぼ」にRAGオプションが登場。企業データを活用でき、業務効率を飛躍的に向上 | NDIソリューションズ株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000033.000123468.html, (参照 24-10-26).

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