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公開：2024-10-30

スリーシェイクのReCkonerがHENNGE Oneと連携開始、SaaS間のデータ連携とセキュリティ強化を実現

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• ReCkonerがHENNGE Oneと連携開始
• SaaS間のデータ連携が可能に
• 手作業の削減と効率的なワークフローを実現

ReCkonerとHENNGE Oneの連携開始

株式会社スリーシェイクは2024年10月29日、クラウド型データ連携ツールReCkonerがHENNGE社のクラウドセキュリティサービスHENNGE Oneと連携を開始したことを発表した。国内シェアNo.1のクラウドセキュリティサービスHENNGE Oneとの連携により、IDの連携・管理に加えてSaaS間のデータ連携が可能になった。^[1]

ReCkonerはデータの集約・加工・連携をノーコードで誰でも簡単に実行できるクラウドサービスとして開発されており、手作業の削減と効率的なワークフローの実現を目指している。kintone、Salesforce、Google BigQuery、SmartHRなど100種以上の多様なSaaSとの連携が可能になっている。

HENNGE Oneは3つのEditionを提供しており、Identity Editionでは複数のシステムIDの保護と効率的な働き方の実現、DLP Editionでは組織内の情報漏えい防止、Cybersecurity Editionではサイバー攻撃からの組織防衛を実現している。機能と導入のしやすさを兼ね備えたセキュリティサービスとして注目を集めている。

ReCkonerとHENNGE Oneの主な特徴まとめ

ReCkonerの詳細はこちら

データ民主化について

データ民主化とは、組織内のあらゆる従業員がデータにアクセスし活用できる環境を整備することを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 専門知識がなくてもデータ活用が可能
• 部門や役職に関係なくデータへのアクセスが可能
• データドリブンな意思決定の促進

ReCkonerはノーコードでのデータ連携を実現することで、データ民主化を推進するツールとして機能している。kintoneやSalesforceなど100種以上のSaaSと連携可能で、技術的な知識がなくても誰でも簡単にデータの集約・加工・連携を実行できるため、現場主導でのデータ活用を促進するプラットフォームとして期待されている。

ReCkonerとHENNGE Oneの連携に関する考察

ReCkonerとHENNGE Oneの連携により、セキュリティを担保しながらデータ連携を実現できる点が大きな利点となっている。特にID管理とデータ連携を組み合わせることで、より安全かつ効率的なワークフローの構築が可能になったことは、企業のDX推進において重要な一歩となるだろう。

今後の課題として、増加するSaaSサービス間でのデータ整合性の維持や、セキュリティポリシーの一貫した適用が挙げられる。解決策としては、データガバナンスの強化やAPI連携の標準化、自動監査機能の実装などが考えられるが、ユーザビリティとのバランスを取ることが重要になってくるだろう。

将来的には、AIを活用したデータ分析機能の追加や、より柔軟なワークフロー設定機能の実装が期待される。特にノーコードでの高度なデータ分析や、業務プロセスの自動最適化など、より付加価値の高い機能の提供が望まれる。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「データ連携ツール「Reckoner」、クラウドセキュリティサービス「HENNGE One」と連携開始 | 株式会社スリーシェイクのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000261.000024873.html, (参照 24-10-30).
2. Google. https://blog.google/intl/ja-jp/

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