日本外科学会が市民公開講座で初の児童生徒向け体験型イベントを開催、外科医療の魅力を発信へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

日本外科学会が体験型イベントを日本科学未来館で開催
児童・生徒向けの単独イベントは初の取り組み
トークイベントと体験型ワークショップを実施

日本外科学会の市民公開講座で外科医療の魅力を発信

一般社団法人日本外科学会は、2024年11月17日に日本科学未来館で「オペスルほんもので学ぼう！触れる手術室」と題する市民公開イベントを開催する予定だ。このイベントは小学生から高校生とその家族を対象とし、医師や外科の知識について楽しみながら学べる本格的な体験型イベントとして企画されている。^[1]

近年の医療業界における労働人口の減少や働き方改革などの社会課題により、外科系医師の志望者数が減少傾向にある状況を受けて本イベントが企画された。外科領域ならではの魅力にあふれた教育的プログラムを通じて、外科医の仕事の楽しさや意義を伝えることで将来の医療人材の育成を目指している。

イベントではロボット手術や心臓血管外科手術についてのトークイベントが開催され、参加者からの質問にも広く対応する予定だ。また体験型ワークショップでは、実際の医療現場で使用される機器を用いたロボット手術シミュレーターの操作体験やアプリによる手術トレーニングなど、普段は体験できない貴重な機会が提供される。

市民公開講座プログラムの詳細

項目	詳細
開催日時	2024年11月17日（日）10:30～16:30
会場	日本科学未来館 7階
対象者	小学生・中学生・高校生とその家族
主なプログラム	トークイベント、体験型ワークショップ
参加費	無料

イベントの詳細はこちら

ロボット手術について

ロボット手術とは、医師が手術支援ロボットを遠隔操作して行う低侵襲手術のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

高精度な3D画像による精密な手術が可能
傷口が小さく患者の負担を軽減
手ブレのない安定した操作を実現

本イベントでは、実際のロボット手術シミュレーターを用いた体験が可能となっており、参加者は最新の医療技術に触れることができる。医療現場で実際に使用される機器を操作することで、外科医療の進歩や魅力を直接体感することができるだろう。

参考サイト

^ PR TIMES. 「一般社団法人日本外科学会令和6年度市民公開講座「オペスルほんもので学ぼう！触れる手術室」を日本科学未来館で開催 | 一般社団法人日本外科学会のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000151949.html, (参照 24-10-30).

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