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公開：2024-10-31

デジタルガレージがSmartDB(R)を導入し400種のワークフローを30種に集約、グループ全体の業務効率化を実現

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• デジタルガレージがSmartDB(R)を新ワークフロー基盤として導入
• 400種類のワークフローを30種類に集約し業務効率化を実現
• グループ全体の内部統制を強化し電子契約システムと連携開始

デジタルガレージのSmartDB(R)導入によるワークフロー改革

国内最大級の決済プラットフォームを展開するデジタルガレージは、ドリーム・アーツが提供する業務デジタル化クラウド「SmartDB(R)」を2024年4月からグループ約20社の新ワークフロー基盤として導入した。年間決済取扱高6.2兆円を誇る同社は、デジタル・リアル領域でのマーケティング事業やスタートアップ投資・育成事業を展開している。^[1]

デジタルガレージでは従業員数が1,000名を超える規模に成長し、大企業としての組織運営方針の再構築が必要となった。既存のワークフローシステムではExcelでの計算処理やデータ連携の不備、400種類に及ぶワークフローのメンテナンス負荷の高さなど、さまざまな課題が浮き彫りになっていたのだ。

新ワークフローシステムとしてSmartDB(R)の採用を決定した理由として、自動計算機能やデータ連携のノーコード実現、申請内容に応じた入力項目の自動切り替え、条件や所属部署に応じた承認ルート変更などの機能が評価された。2024年7月からは電子契約システムとの連携による契約業務の運用も開始している。

SmartDB(R)の主な機能と導入効果まとめ

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ワークフロー集約について

ワークフロー集約とは、複数の申請プロセスを統合し、効率的な業務フローを実現する手法のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 申請種別ごとの重複した処理を一元化
• システムメンテナンス工数の大幅な削減
• 承認ルートの標準化による業務効率向上

デジタルガレージの事例では、SmartDB(R)の導入により400種類のワークフローを30種類まで集約することに成功した。申請内容に応じた入力項目の自動切り替えやシステムによる業務統制機能により、効率的な運用が実現されている。

SmartDB(R)導入に関する考察

SmartDB(R)の導入により、グループ会社全体での業務プロセスの標準化とシステムメンテナンス負荷の大幅な軽減が実現された。特にワークフロー数を400種類から30種類に集約できた点は、業務効率化とコスト削減の両面で大きな成果といえるだろう。

今後は各グループ会社の独自システムとSmartDB(R)の連携が課題となることが予想される。システム間連携の実装や既存業務フローの見直しには一定の時間とコストが必要となるが、電子契約システムとの連携実績を活かした段階的な展開が有効な解決策となるだろう。

将来的にはAIやRPAとの連携による自動化の範囲拡大が期待される。グループ全体のデータ統合基盤としてSmartDB(R)を活用し、デジタルトランスフォーメーションをさらに推進することで、より高度な業務効率化と内部統制の実現が可能になるだろう。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「新ワークフロー基盤「SmartDB(R)」をデジタルガレージ社が導入～3ヵ月で400種類のワークフローを30種類に集約、グループ全体の内部統制を強化～ | 株式会社ドリーム・アーツのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000212.000025071.html, (参照 24-10-31).

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