SBテクノロジーがkintone連携サービスをアップデート、複数AIモデルの利用が月額1万円から可能に
PR TIMES より
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記事の要約
- SBテクノロジーがkintone連携サービスをアップデート
- 複数のAIモデルが月額1万円から利用可能に
- API費用込みで柔軟なAIモデル選択が可能に
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Smart at AI for kintone Powered by GPTの機能拡張
SBテクノロジーの子会社M-SOLUTIONSは、kintone連携サービス「Smart at AI for kintone Powered by GPT」の大幅なアップデートを2024年7月30日に発表した。このアップデートにより、Azure Open AI Service、Open AI、Anthropic、Geminiなど複数のAIモデルが月額1万円から利用可能になり、API費用も込みの料金体系となっている。[1]
従来は、Azure Open AI Service以外のAIモデルを利用する場合、顧客自身で契約やAPI費用の負担が必要だったが、今回のアップデートでその必要がなくなった。これにより、テキスト生成や画像読み込みなど、それぞれの用途に適したAIモデルを柔軟に選択できるようになり、企業のAI活用の幅が大きく広がる可能性がある。
本サービスは、生成AIの利用におけるセキュリティ面を考慮して設計されており、kintone内のデータを簡単にプロンプトに挿入して利用できる。また、独自のフィルタ機能を備えているため、機密情報や個人情報を含むデータの生成にも安全に利用できる点が特徴だ。これにより、kintoneで管理・共有している情報を活用したアウトプットが可能になり、業務効率化の促進が期待される。
GPT-3.5プラン | GPT-4プラン | |
---|---|---|
利用可能モデル | GPT-3.5, GPT-4o mini, Claude 3 Haiku, Gemini1.5 Flash | GPT-4, GPT-4o, Claude 3 Sonnet/Opus, Claude 3.5 Sonnet, Geimini1.5Pro |
最小プラン料金(月額) | 10,000円 | 80,000円 |
最大ID数 | 1000ID | 1000ID |
最大生成数/月 | 50,000件 | 50,000件 |
最大画像読込/月 | 1,000回 | 50,000回 |
APIキーについて
APIキーとは、外部のサービスやアプリケーションがプログラム的にAPIを利用するための認証情報のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- サービスへのアクセス権限を管理するための一意の識別子
- セキュリティを確保しつつ、外部からのアクセスを可能にする
- 利用量の制限や課金の管理に使用される
APIキーは通常、ランダムな文字列として生成され、サービス提供者から利用者に付与される。このキーを使用することで、開発者は特定のAPIエンドポイントにリクエストを送信し、データの取得や操作を行うことが可能となる。ただし、APIキーは機密情報であるため、適切に管理し、公開されないよう注意が必要だ。
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Smart at AI for kintone Powered by GPTに関する考察
Smart at AI for kintone Powered by GPTのアップデートは、中小企業のAI活用を加速させる可能性がある。従来、複数のAIモデルを使い分けるには、各サービスとの個別契約や複雑な決済処理が必要だったが、このサービスにより一元管理が可能になった。ただし、データセキュリティの観点から、企業の機密情報がAIモデルに学習されないような仕組みづくりが今後の課題となるだろう。
今後追加してほしい機能としては、AIモデルの性能比較ツールが挙げられる。同じプロンプトに対する各AIモデルの回答を比較できれば、ユーザーは自社の用途に最適なモデルを選択しやすくなる。また、業種や用途に特化したファインチューニングオプションがあれば、より高度な業務効率化が実現できるだろう。
長期的には、このようなサービスが普及することで、AIリテラシーの向上や新たな職種の創出につながる可能性がある。例えば、AIプロンプトエンジニアやAI活用コンサルタントなど、AIと人間の協業を促進する専門家の需要が高まるかもしれない。Smart at AI for kintone Powered by GPTの今後の進化が、日本企業のDX推進にどのような影響を与えるか注目だ。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「kintoneで生成AIが使える連携サービス「Smart at AI」、月当たり1万円から複数のAIモデルが利用可能に | SBテクノロジー株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000584.000007357.html, (参照 24-08-01).
- Open AI. https://openai.com/
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