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公開：2024-11-08

JALとLimeが電動マイクロモビリティで協業、マイル付与とポート設置で移動手段の選択肢拡大へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• JALとLimeが電動マイクロモビリティで協業開始
• 利用100円につき1マイルのポイント付与
• 那覇市内に40ポート180台を展開

JALとLimeが電動マイクロモビリティの普及で新たな取り組みを開始

日本航空とLimeは2024年11月6日、電動マイクロモビリティの普及を目指した業務提携を発表した。都市部での交通渋滞や観光客増加に伴う移動手段の供給不足、地方部での公共交通機関の不足といったラストワンマイルの課題に対し、環境負荷の低い移動手段を提供することが目的となっている。^[1]

JALマイレージバンク会員を対象として、国内での電動マイクロモビリティの利用100円につき1マイルが付与されるサービスが開始された。12月31日までの期間限定で初回利用時の100マイル付与とダブルマイルキャンペーンも同時に実施される。

両社の協業により、11月7日から沖縄県那覇市内において40ポートと180台の電動マイクロモビリティが配備される。JALはLimeのサービス展開地域でのポート設置拡大を支援し、自治体や企業、観光地向けの車両レンタルサービスも展開していく。

JALとLimeの協業内容まとめ

JALマイレージバンクLime特設ページはこちら

電動マイクロモビリティについて

電動マイクロモビリティとは、電動アシスト自転車や電動キックボードなど、電動モーターを搭載した小型の移動手段のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• 環境負荷が低く持続可能な移動手段
• 都市部での短距離移動に最適
• シェアリングサービスとの相性が良好

Limeは電動モビリティのシェアリング事業世界最大手として5大陸280都市以上で6億回以上の乗車実績がある。専用アプリからポートに設置された電動マイクロモビリティを予約して乗車し、目的地近くのポートに返却するシステムを採用している。

JALとLimeの協業に関する考察

電動マイクロモビリティの普及は都市部での交通渋滞の緩和や環境負荷の低減に大きく貢献する可能性を秘めている。JALのマイレージプログラムとの連携により、持続可能な移動手段の選択がより魅力的なものとなり、利用者の増加が期待できるだろう。

ただし普及にあたっては、安全面での懸念や駐輪スペースの確保といった課題も存在している。ヘルメット着用の推進や適切なポート配置など、両社が協力して環境整備を進めていく必要があるだろう。

将来的には地方観光地への展開拡大や、JALの航空サービスとの連携強化なども検討に値する。マイレージプログラムを軸とした相乗効果を生み出すことで、新たなモビリティサービスの形が確立される可能性が高い。

参考サイト

1. ^ JAL企業サイト. 「電動マイクロモビリティによる移動価値向上に向けて日本航空とLimeが協業」. https://press.jal.co.jp/ja/release/202411/008438.html, (参照 24-11-08).

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