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イトーキが本社オフィス兼ショールームを大規模改修、ITOKI DESIGN HOUSEとして働き方改革の実験場へ

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • イトーキが本社オフィス兼ショールームを大規模改修
  • ITOKI TOKYO XORKから新名称ITOKI DESIGN HOUSEへ
  • 活動×居心地×機動性をキーワードとした空間設計

イトーキのITOKI DESIGN HOUSEリニューアルオープン

イトーキは本社オフィス兼ショールーム「ITOKI TOKYO XORK」のワンフロアを大規模改修し、2024年11月7日に新名称「ITOKI DESIGN HOUSE」としてリニューアルオープンすることを発表した。コーポレート部門や営業部門、空間デザイン部門などの社員が実際に働く様子を公開する本社オフィス兼ショールームとして、国内外のゲストを迎え入れる体制を整えている。[1]

ITOKI DESIGN HOUSEは、オフィスワーカーのエンゲージメントを高めるため、テクノロジーとデザインを融合させた空間づくりを実現している。特に11階は活動×居心地×機動性をキーワードに、働き方の変化に追随できる柔軟な空間として大規模改修を実施した。

今回のリニューアルでは、多様な形状やCMFが特徴のビックテーブル「Centra」を2024年12月に発売予定であり、コミュニケーション強化や出社率変化への対応を可能にしている。また、空間のニーズ変化に対応するディバイダーも2025年夏頃に発売を予定しており、フレキシブルな空間活用を実現する。

ITOKI DESIGN HOUSEの新機能まとめ

活動機能 居心地機能 機動性機能
主な特徴 ビックテーブル活用 高品質インテリア 可変的な空間設計
導入設備 Centraテーブル ディバイダー バッテリー運用システム
期待効果 コミュニケーション活性化 エンゲージメント向上 需給バランスの最適化

Activity Based Workingについて

Activity Based Workingとは、自己裁量を最大化し自律的に働き方をデザインするワークスタイル戦略のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

  • 従業員が業務内容に応じて働く場所を選択可能
  • 自律的な働き方による生産性向上を実現
  • コミュニケーションと集中作業の最適化を促進

イトーキはActivity Based Workingの創始者であるヴェルデホーエン社とビジネス展開について業務提携を結んでいる。ITOKI DESIGN HOUSEでもActivity Based Workingを実践することで、2023年の従業員エンゲージメント調査では肯定回答率が75%に達している。

ITOKI DESIGN HOUSEに関する考察

ITOKI DESIGN HOUSEの大規模改修は、単なるオフィス改装にとどまらず、働き方改革を具現化する実験場としての意義を持っている。特にテクノロジーとデザインを融合させた空間設計は、従業員のエンゲージメント向上とともに、企業価値の向上にも大きく寄与するだろう。

一方で、急激な働き方の変化に対応するためには、継続的な空間の最適化と運用ノウハウの蓄積が必要不可欠となる。データドリブンな運用アプローチを採用することで、空間の需給バランスを適切に保ち、より効果的なオフィス活用を実現できる可能性が高い。

今後は、より多くの企業がITOKI DESIGN HOUSEの取り組みを参考に、独自の働き方改革を推進することが予想される。特にABWの実践とデータ分析を組み合わせた運用手法は、これからのオフィスデザインのスタンダードになるだろう。

参考サイト

  1. ^ イトーキ. 「イトーキ、本社オフィス兼ショールームを大規模改修し、明日の「働く」をデザインする場「ITOKI DESIGN HOUSE」として2024年11月7日(木)にリニューアルオープン」. https://www.itoki.jp/company/news/2024/1106_designhouse/, (参照 24-11-08).

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