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楽天がテクノロジー・エクセレンスアワード2024を発表、GMOサイバーセキュリティなど3社がAIとセキュリティ分野で受賞

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • 楽天がテクノロジー・エクセレンスアワード2024を発表
  • GMOサイバーセキュリティらが受賞企業に決定
  • AIの民主化をテーマに3社がエクセレンス賞を受賞

楽天テクノロジー・エクセレンスアワード2024でAIとセキュリティ分野の3社が受賞

楽天グループ株式会社は、テクノロジーによるイノベーション推進を目的とした「楽天テクノロジー・エクセレンスアワード2024」の受賞者を2024年11月11日に発表した。今回のテーマは「AI-nization 4.all」とし、AIの民主化を目指す取り組みを評価の対象としている。[1]

GMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社は世界最大級のセキュリティカンファレンス「DEF CON 32」のクラウドセキュリティコンテストで2年連続世界1位を獲得し、高度な技術力を証明した。同社の功績は日本のサイバーセキュリティ業界の発展に大きく寄与している。

Preferred Networks社はHyperパラメータ自動最適化フレームワーク「Optuna」やPython向け汎用配列計算ライブラリ「CuPy」を提供し、AI開発者や研究者から高い評価を得ている。生成AIの推論処理用半導体の開発にも着手し、2026年の製品化を目指している。

楽天テクノロジー・エクセレンスアワード2024受賞企業の特徴

GMOサイバーセキュリティ Preferred Networks LlamaIndex
主な功績 DEF CON 32で2年連続世界1位 大規模言語モデルPLaMo-100Bの公開 RAGフレームワークの開発・提供
技術分野 クラウドセキュリティ 深層学習・ハードウェア 生成AI・自然言語処理
提供形態 サイバー攻撃対策事業 OSS・商用ライセンス OSSフレームワーク
楽天テクノロジーカンファレンス2024の詳細はこちら

RAGについて

RAGとは検索拡張生成(Retrieval-Augmented Generation)の略称で、生成AIモデルと外部データを連携させるための技術フレームワークのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

  • 多様なストレージに対応したデータ連携が可能
  • 柔軟なインデックス作成機能を搭載
  • 先進的なワークフロー管理システムを実装

LlamaIndexが開発したRAGフレームワークは、生成AIと自然言語処理の可能性を大きく広げる重要な技術となっている。このフレームワークにより、企業は独自の情報や最新データを活用した生成AIシステムを効率的に構築することが可能になっている。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「「楽天テクノロジー・エクセレンスアワード2024」を発表 | 楽天グループ株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002302.000005889.html, (参照 24-11-13).

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