15th Rockがエネコートテクノロジーズに出資、ペロブスカイト太陽電池の開発加速と事業拡大へ
PR TIMES より
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記事の要約
- 15th Rockがエネコートテクノロジーズに出資
- 累計83億円を調達しペロブスカイト太陽電池開発を加速
- NEDOのグリーンイノベーション基金事業に採択
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京大発スタートアップエネコートテクノロジーズが83億円の資金調達
独立系ベンチャーキャピタル15th Rockは2024年11月11日、ペロブスカイト太陽電池を開発する京都大学発スタートアップ企業エネコートテクノロジーズにシリーズC追加ラウンドで出資を実施した。エネコートテクノロジーズは本追加ラウンドで累計83億円の資金を調達し、ペロブスカイト太陽電池技術の開発加速と生産・販売体制の構築を進めていく方針だ。[1]
エネコートテクノロジーズは京都大学化学研究所若宮淳志研究室の研究成果を実用化するために2018年に設立された企業で、IoTやモビリティ用途向けの軽量薄膜太陽電池技術に強みを持っている。NEDOのグリーンイノベーション基金事業にも採択され、環境保護と自然エネルギーの有効活用に向けた取り組みを加速させている。
15th RockはHuman Augmentationとコンシューマーサービスを投資領域とするベンチャーキャピタルだが、今回の出資では加藤社長をはじめとする従業員の事業に対する熱意と環境保護への貢献可能性を評価した。エネコートテクノロジーズのビジョンと技術力を活かし、脱炭素社会の実現に向けた取り組みを後押ししていく。
エネコートテクノロジーズの概要
項目 | 詳細 |
---|---|
設立年 | 2018年 |
本社所在地 | 京都府久世郡久御山町 |
代表者 | 加藤尚哉(代表取締役社長 執行役員CEO) |
事業内容 | ペロブスカイト太陽電池の開発 |
強み | IoT・モビリティ向け軽量薄膜太陽電池技術 |
調達額 | 累計83億円 |
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ペロブスカイト太陽電池について
ペロブスカイト太陽電池とは、新世代の太陽電池技術の一つで、従来のシリコン太陽電池に比べて製造コストが低く、軽量で柔軟性があるという特徴を持つ。主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- 低コストで製造可能な次世代太陽電池技術
- 軽量・薄膜・フレキシブルな特性を持つ
- IoTデバイスやモビリティへの応用が期待される
エネコートテクノロジーズは京都大学化学研究所若宮淳志研究室の研究成果を基に、このペロブスカイト太陽電池の実用化に取り組んでいる。NEDOのグリーンイノベーション基金事業にも採択され、環境負荷の低減と再生可能エネルギーの普及に向けた技術開発を進めている。
ペロブスカイト太陽電池の資金調達に関する考察
エネコートテクノロジーズの83億円という大型資金調達は、ペロブスカイト太陽電池技術の実用化に向けた大きな一歩となるだろう。特に軽量薄膜という特性を活かしたIoTデバイスやモビリティ分野での応用は、従来の太陽電池では実現できなかった新たな可能性を開くものである。
一方で、量産化に向けては耐久性や変換効率の向上、製造プロセスの確立など、まだ多くの技術的課題が残されている。これらの課題解決には継続的な研究開発投資と、産学連携による技術革新が不可欠だろう。
今後は大手企業との協業や国際標準化への取り組みも重要になってくる。エネコートテクノロジーズには、日本発の革新的な環境技術として、グローバル市場での競争力確保と普及促進の両立が求められるだろう。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「15th Rock、ペロブスカイト太陽電池を開発する京大発スタートアップ、株式会社エネコートテクノロジーズに出資 | 15th Rock株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000027.000048359.html, (参照 24-11-13).
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