野村不動産がコリビング賃貸レジデンス事業に参入、職住一体型の大型賃貸レジデンスTOMOREを展開へ
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記事の要約
- 野村不動産がコリビング賃貸レジデンス事業に参入
- シェア型賃貸とコワーキングスペースを融合した新形態
- コミュニティオーガナイザーによる運営サービスを提供
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野村不動産のTOMOREプロジェクトによる新たな賃貸住宅スタイルの提案
野村不動産は賃貸住宅領域で新たにコリビング賃貸レジデンス事業への参入を2024年11月12日に発表した。専属の運営スタッフによるコミュニティ運営付きの職住一体型大型賃貸レジデンスTOMOREを展開することで、20~30代を中心とした単身世帯に向けて従来の賃貸住宅やシェアハウスでは実現できなかった新たな価値を提供していく。[1]
第1弾物件として2025年2月に都営浅草線中延駅徒歩1分の場所に総戸数135戸のTOMORE品川中延が竣工する予定だ。今後も首都圏を中心に1棟あたり100戸超の大型物件を展開することで賃貸住宅領域における新たな事業の柱として成長を目指している。
TOMOREプロジェクトでは職住快適性とコミュニティ形成の2つを重視し、コンパクトながら水回り設備を完備した居室と広々としたコワーキングスペースを提供する。専属スタッフのコミュニティオーガナイザーが日中常駐し入居者同士の交流を促進することで、新しい形の賃貸住宅を実現するものだ。
TOMOREの特徴まとめ
居住空間 | 共用施設 | コミュニティ運営 | |
---|---|---|---|
主な特徴 | 水回り完備の個室 | コワーキングスペース完備 | 専属スタッフによる運営 |
提供価値 | プライバシーの確保 | 快適なワーク環境 | 入居者間の交流促進 |
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コリビング賃貸レジデンスについて
コリビング賃貸レジデンスとは、シェア型賃貸住宅とコワーキングスペースを組み合わせた新しい住宅形態のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。
- 個室とシェアスペースを組み合わせた効率的な空間設計
- 職住一体型の生活スタイルに対応した施設構成
- コミュニティ形成を重視した運営体制
コリビング賃貸レジデンスは世界的に市場規模が拡大しており、2028年までに年平均約30%の成長率が予測されている。日本国内でも東京都内を中心にシェア型賃貸住宅の供給量が増加傾向にあるものの、大規模で新築の物件は全体の0.5%にとどまっている状況だ。
参考サイト
- ^ 野村不動産ホールディングス. 「職住一体 大型賃貸レジデンス 「TOMORE(トモア)」 発表」. https://www.nomura-re-hd.co.jp/cfiles/news/n2024111202542.pdf, (参照 24-11-14).
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