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エネチェンジと吹田市が公共施設にEV充電設備を導入、ゼロカーボンシティの実現に向けて本格始動

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

エネチェンジと吹田市が公共施設にEV充電設備を導入、ゼロカーボンシティの実現に向けて本格始動

PR TIMES より


記事の要約

  • エネチェンジが吹田市とEV充電設備普及で連携協定を締結
  • 市内5施設に計20口のEV普通充電器を導入予定
  • 充電インフラ拡大でゼロカーボンシティを目指す

吹田市でのEV充電設備普及に向けた連携協定

ENECHANGE株式会社は大阪府吹田市とゼロカーボンシティの実現に向け、2024年1月に「吹田市内の普通充電設備の普及に向けた連携協定書」を締結した。協定に基づき、市内5つの公共施設に計20口のEV充電設備を導入することで、EVユーザーの利便性向上と充電インフラに対する意識向上を図ることになった。[1]

エネチェンジは6kW普通充電設備「EV充電エネチェンジ」を市内の公共施設に設置することで、電気自動車・プラグインハイブリッド車の普及促進を目指している。全国の商業施設や宿泊施設などに設置された充電設備は、アプリやカードで簡単に利用できるようになっているだろう。

また月額2,980円の定額プラン「エネチェンジパスポート」では日中の時間帯に何度でも充電が可能で、特に自宅に充電設備を持たないEVユーザーに大きな経済的メリットを提供することができる。現在、認証アプリ提供サービスでのEV普通充電器設置口数はNo.1を誇っている。

EV充電エネチェンジ設置施設一覧

施設名 設置口数 利用開始予定日
目俵市民体育館 4口 2024年11月12日
山田市民体育館 4口 順次開始
南吹田市民体育館 4口 順次開始
吹田市立総合運動場 4口 順次開始
吹田市立博物館 4口 順次開始
EV充電エネチェンジの詳細はこちら

ゼロカーボンシティについて

ゼロカーボンシティとは、2050年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロにすることを目指す自治体のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

  • 再生可能エネルギーの積極的な導入と活用
  • 電気自動車などの環境配慮型車両の普及促進
  • エネルギー効率の向上と省エネルギー化の推進

大阪府吹田市は2021年2月に豊中市と共同で気候非常事態共同宣言を行い、ゼロカーボンシティの実現に向けた取り組みを進めている。市内の公共施設へのEV充電設備の設置は、ゼロエミッション車の普及促進を通じた脱炭素社会の実現に向けた重要な施策の一つとなっている。

公共施設へのEV充電設備導入に関する考察

公共施設へのEV充電設備の導入は、市民の日常生活に密着した場所での充電機会を提供することで、EVの利便性向上に大きく貢献する取り組みだ。特に体育館や博物館といった滞在時間の長い施設での充電は、ユーザーの充電不安を軽減し、EVの普及促進につながるだろう。

今後の課題として、充電設備の利用状況のモニタリングと適切な運用体制の確立が必要になってくる。充電設備の故障や不具合への迅速な対応、混雑時の利用調整など、運用面での課題に対する具体的な対策を検討していく必要があるだろう。

将来的には、公共施設以外の商業施設や集合住宅などへの展開も期待される。充電インフラの整備は、市域全体でのEV普及を後押しする重要な要素となるはずだ。エネチェンジと吹田市の連携が、他の自治体のモデルケースとなることを期待したい。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「エネチェンジ、大阪府吹田市の公共施設へEV普通充電器を導入 | ENECHANGE株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000411.000017121.html, (参照 24-11-14).
  2. NEC. https://jpn.nec.com/

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