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高千穂交易がOTシステム向けにCyber recovery Unitを販売開始、30秒での復旧とセキュアなバックアップを実現

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

高千穂交易がOTシステム向けにCyber recovery Unitを販売開始、30秒での復旧とセキュアなバックアップを実現

PR TIMES より


記事の要約

  • 高千穂交易がOTシステム向けCRUの販売を開始
  • 障害発生から30秒でシステム復旧が可能に
  • セキュアなバックアップと迅速な復旧を実現

高千穂交易のサイバーリカバリーユニットが工場のサイバーセキュリティを強化

高千穂交易株式会社は、OTシステム向けにSalvador Technologies社製のCyber recovery Unitを2024年11月14日に販売開始した。このサイバーリカバリーユニットは、工場や発電所などの社会インフラや製造業において物理的なシステムや設備を最適に動かすための制御・運用技術に対して、セキュアなバックアップと迅速な復旧を実現するソリューションである。[1]

近年の工場スマート化によるサイバーリスクの高まりを受けて、製造業と重要インフラを保有する事業者でOTセキュリティの強化・対策が進められている。オペレーションが停止した際には迅速な再開が求められるが、感染したシステムの隔離・特定・除去・リストアなどの複数のステップにより、再開までに数日から数週間かかるケースが多く存在するのだ。

サイバーリカバリーユニットは特許取得済みのエアギャップ技術によって、バックアップデータを保管する3枚のディスクを確実に保護している。BIOSの起動オプションでSalvadorのディスクを選択しディスクから直接起動することで、インシデント発生時でもわずか30秒での利用再開を実現できるようになった。

サイバーリカバリーユニットの機能まとめ

項目 詳細
復旧時間 インシデント発生から30秒
バックアップ機能 エアギャップ技術による3枚のディスク保護
操作性 ボタン操作で簡単な設定が可能
導入方法 USBを差し込み1分程度の設定で利用開始
製品の詳細はこちら

エアギャップ技術について

エアギャップ技術とは、コンピュータネットワークにおいて物理的な接続を遮断することでセキュリティを確保する技術のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 物理的な接続遮断によるマルウェア感染防止
  • 外部からの不正アクセスを完全に防御
  • 重要データの確実な保護が可能

サイバーリカバリーユニットではエアギャップ技術を活用し、3枚のNVMeディスクのうち2枚を物理的に接続遮断することでバックアップデータの保護を実現している。この技術により、システムがサイバー攻撃を受けた場合でもバックアップデータが確実に保護され、30秒という短時間での復旧が可能となっているのだ。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「高千穂交易、OTシステム向けに「サイバーリカバリーユニット」を販売開始 | 高千穂交易株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000047.000050833.html, (参照 24-11-15).

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