DTSが住宅建築業界向けDXソリューションをジャパンホームショー2024で公開、2025年建築基準法改正に対応した機能を実装
PR TIMES より
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記事の要約
- DTSがジャパンホームショー2024に住宅建築DXソリューションを出展
- 建築基準法改正対応の3D住宅CADソフトを公開
- グループ会社の安心計画と共同で住宅建築業界向けシステムを展示
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Walk in home 2024とHOUSING COREの機能拡充
株式会社DTSと安心計画株式会社は、2024年11月20日から22日まで東京ビッグサイトで開催されるJapan Home Show & Building Show 2024に共同出展することを発表した。住宅建築業界のDX化促進を目指し、2025年建築基準法改正に対応した構造計算機能付き3D住宅CADソフトWalk in home 2024や住宅基幹システムHOUSING COREなど複数のソリューションを展示する。[1]
Walk in home 2024は新開発の構造計算CAD許容応力度計算オプション Version3.0に対応し、設計から構造計算までの一連の作業を効率化している。クラウド環境で物件データを安全に管理できるWalk in home物件管理WEBと、モバイルプレゼンテーションを強化したWalk in home 360xも提供されることになった。
HOUSING CORE Version3.0では電子契約・受発注機能やインボイス制度対応のQRコードを活用した請求書処理機能が追加された。また、AIを活用した建築ロボアドバイザーMy Home Roboにより、施主の要望に基づいたプラン提案がわずか5分程度で完了できるようになっている。
住宅建築業界向けソリューションの機能まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
開催期間 | 2024年11月20日〜22日 |
Walk in home 2024の新機能 | 構造計算CAD、クラウド物件管理、モバイルプレゼンテーション |
HOUSING COREの新機能 | 電子契約・受発注機能、インボイス対応QRコード請求書処理 |
My Home Roboの特徴 | AI活用のプラン提案、高品質CG・VR技術による演出 |
提供価値 | 設計・施工管理の効率化、営業支援、DX推進 |
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構造計算CADについて
構造計算CADとは、建築物の構造安全性を確認するための計算を3次元CADと連携して行えるシステムのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- 3次元モデルから構造計算に必要なデータを自動抽出
- 建築基準法に準拠した計算プロセスの自動化
- 設計変更時の再計算を効率的に実行
Walk in home 2024の構造計算CAD許容応力度計算オプション Version3.0は、2025年の建築基準法改正に対応した機能を実装している。建築設計から構造計算までの一連の作業をシームレスに連携させることで、住宅設計業務の効率化と品質向上に貢献することが可能だ。
住宅建築業界向けDXソリューションに関する考察
Walk in homeとHOUSING COREの連携により、設計から施工管理までの一気通貫したデジタル化が実現されることは重要な進展である。特に構造計算CADの導入により、これまで別々に行われていた設計と構造計算の作業が統合され、作業効率が大幅に向上することが期待できるだろう。
一方で、新システムの導入には従来の業務フローの見直しや社員教育が必要となり、特に中小規模の工務店やビルダーにとっては大きな負担となる可能性がある。導入コストと運用コストのバランスを考慮した段階的なDX推進戦略の立案が求められるだろう。
AIを活用したMy Home Roboの提案支援機能は、営業担当者の業務効率化に大きく貢献する可能性を秘めている。しかし、AIによる提案の品質や精度の向上、さらには顧客の細かなニーズへの対応力強化が今後の課題となることが予想される。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「【DTS】ジャパンホームショー2024に出展住宅建築業界のDX推進ソリューションをご紹介 | 株式会社DTSのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000152.000081622.html, (参照 24-11-15).
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