公開：2024-11-15

ロート製薬のドローンショーがACC TOKYOでブロンズ賞を獲得、目の健康啓発に新しいアプローチを提供

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

ロート製薬のドローンショーがACCでブロンズ賞を獲得
300機のドローンで目の愛護をテーマにした演出を実施
視覚の健康啓発に新しいアプローチを提供

ドローンショー初のACC受賞となったロート製薬の目の愛護ショー

ロート製薬は2024年64回ACC TOKYO CREATIVITY AWARDSのブランデッド・コミュニケーション部門Bカテゴリーにおいて、ドローンショー『目の愛護ショー』でブロンズ賞を獲得した。このドローンショーはドローンショー・ジャパンが技術提供を行い、同社代表の山本雄貴氏がドローンプランニング＆プロデュースを担当している。^[1]

2023年10月10日の目の愛護デーに合わせて大阪市中央区の八軒家浜船着場付近で開催されたこのショーは、300機のドローンを駆使して全長100メートルの巨大な目を夜空に描き出した。視線を動かすという演出を通じて、観覧者に自然と目を動かす体験を提供し、視覚の健康への関心を促すことに成功している。

大阪での好評を受けて、2024年3月には東京都江東区の豊洲で「ロート・目の愛護ショー in TOKYO」として再演された。花粉飛散時期に合わせたタイミングでの開催により、目の健康を意識する新たな機会を提供することができた。

目の愛護ショーの制作スタッフ一覧

役割	担当者
クリエイティブディレクター	廣瀬泰三
プランナー	廣瀬泰三、茗荷恭平
コピーライター	廣瀬泰三、茗荷恭平
アートディレクター	茗荷恭平
プロデューサー	長谷川大輔、芳賀智子
撮影・監督	szuna（スチール）、奥本宏幸（ムービー）

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ドローンショーについて

ドローンショーとは、複数のドローンを同時に制御して空中に図形や文字、アニメーションなどを描き出すエンターテインメントショーのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

多数のドローンを精密に制御して立体的な演出が可能
環境への負荷が少なく、花火に代わる新しい空のショーとして注目
プログラミングによる正確な制御で複雑な演出を実現

ドローンショー・ジャパンは国内ドローンショー実績No.1の企業として、独自開発の機体「DSJ MODEL X」を使用したショーを展開している。2023年12月には横浜・八景島シーパラダイスで1,000機規模のドローンショーを成功させ、2024年10月には大阪・関西万博のPRイベントも担当している。

目の愛護ショーに関する考察

ドローンショーがACCで初めて賞を獲得したことは、新しい広告表現手法としてのドローンショーの可能性を示している。特に健康啓発という社会的なメッセージを、エンターテインメント性の高い方法で伝えることに成功しており、今後の企業プロモーションの新たな方向性を示唆している。

一方で、ドローンショーの実施には気象条件や法規制など、さまざまな制約要因が存在する。これらの課題に対しては、技術革新による耐候性の向上や、関係機関との連携強化による実施環境の整備が必要となるだろう。

今後は単なる視覚的な演出にとどまらず、インタラクティブ性を高めたり、AR技術との融合を図ったりすることで、より効果的なメッセージ伝達が可能になるはずだ。医療や健康啓発の分野での新たな表現手法として、更なる発展が期待される。

参考サイト

^ PR TIMES. 「ドローンショー初！ロート製薬制作による『目の愛護ショー』が第64回ACC TOKYO CREATIVITY AWARDSでブロンズ賞を獲得 | 株式会社ドローンショー・ジャパンのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000084.000080729.html, (参照 24-11-15).

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