東急がSHIBUYA WayPを2025年4月に開業、北谷公園前に多様な働き方に対応したフレキシブルオフィスを提供

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

東急が渋谷に新フレキシブルオフィスを開設
北谷公園前に地上10階建ての新築ビルを建設
2025年4月より多様な働き方に対応したオフィスを提供

SHIBUYA WayPの施設概要と特徴

東急株式会社は渋谷区神南一丁目エリアにおいて、少人数向けフレキシブルオフィスと店舗で構成される地上10階建ての新築ビル「SHIBUYA WayP」を2025年4月に開業する予定だ。北谷公園の目の前に位置する立地を活かし、屋外空間や自然を感じられる環境と多様化する働き方に対応する場所を提供することになっている。^[1]

施設内には1階のサンドイッチカフェをはじめ、2階から10階までのフレキシブルオフィスとラウンジ、Web会議に対応するテレカンブース18室と会議室6室を設置している。フレキシブルオフィスは1名から19名までの多様な大きさの専有区画を用意し、外壁ガラス面と建物中心の吹き抜けにより開放的な空間を実現している。

また、隣接する北谷公園との連携も重視しており、2024年11月3日に開催されたJINNAN MARKETでのブース出店を実施済みだ。今後も北谷公園との連携施策を検討していく方針で、渋谷型都市ライフの実現に向けた取り組みを進めている。

SHIBUYA WayPの施設構成まとめ

項目	詳細
所在地	東京都渋谷区神南一丁目6番5号
アクセス	渋谷駅B1出口より徒歩約7分
規模	地上10階建て（延床面積1,486.17㎡）
オフィス区画	1名用から19名用まで33区画
共用施設	テレカンブース18室、会議室6室、ラウンジ、テラス
環境認証	BELS ☆☆☆☆☆、CASBEE WO Aランク取得済み

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Park-PFI制度について

Park-PFI制度とは、2017年の都市公園法改正により創設された、公園施設の設置と管理に関する新しい制度のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

民間資金を活用した公園の整備・管理手法
公募による設置管理者の選定システム
収益施設と一般利用施設の一体的な整備が可能

Park-PFI制度は渋谷区では北谷公園が初めての事例となり、公園利用者の利便性向上に資する施設の設置と、周辺の園路や広場などの整備を一体的に行うことが可能になる。SHIBUYA WayPと北谷公園の連携により、新しい形の公園利用と地域活性化が期待できる。

SHIBUYA WayPに関する考察

SHIBUYA WayPの開業は、渋谷におけるオフィス不足の解消と多様な働き方への対応という二つの課題解決に寄与する取り組みとなっている。特に北谷公園に面した立地を活かし、自然を感じられる環境で働けることは、ワーカーの健康性や快適性を重視する近年のトレンドに合致している。

今後の課題として、フレキシブルオフィスの需要と供給のバランスや、周辺エリアとの差別化が挙げられるだろう。テレワークの普及により、オフィスに求められる機能や役割も変化しており、柔軟な運営体制の構築が必要になる。

また、北谷公園との連携施策の展開も重要なポイントとなっている。公園との一体的な利用を促進することで、新しい働き方のモデルケースとなる可能性を秘めている。今後の渋谷エリアの発展に向けて、重要な役割を果たすことが期待できる。

参考サイト

^ PR TIMES. 「渋谷で「働く」機能の充実・多様化を目指したフレキシブルオフィス「ＳＨＩＢＵＹＡ　ＷａｙＰ」が２０２５年４月に開業 | 東急株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001035.000010686.html, (参照 24-11-16).

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