インフロニア草津アクアティクスセンターがhacomonoを導入し公共施設のデジタル化を推進、スマートフォンによる利用手続きの完結を実現
PR TIMES より
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記事の要約
- 西日本最大級の競泳施設がhacomonoを導入
- スマートフォンで利用登録から入館までが可能に
- デジタル化と従来方式の併用で幅広い世代に対応
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インフロニア草津アクアティクスセンターのhacomono導入による公共施設のデジタル化
株式会社hacomonoは西日本最大級の競泳施設「インフロニア草津アクアティクスセンター」の運用システムとしてウェルネス/運動施設向けオールインワン・マネジメントシステム「hacomono」を2024年11月18日に導入した。スマートフォンを通じた利用登録や利用券の購入、入館が可能になり、今後開校予定のスクールや教室の予約受付も含めたワンストップ運用が実現したのだ。[1]
紙の利用券や回数券、利用登録証も残しているため、スマートフォンをお持ちでない方や操作が難しい方も従来通りの利用が可能となった。施設側においては、スタッフ1〜2人での運営が可能となり、現金管理の負担も軽減され、イベントの準備や新企画の検討にも余裕を持って取り組めるようになったのである。
インフロニア草津アクアティクスセンターは2024年8月にオープンした総合スポーツ施設であり、通年利用できる50mと25mのプールや飛込プール、トレーニングルーム、レッスンスタジオ、会議室などを備えている。全国初となる可動式の50mプールを導入し、2025年の第79回国民スポーツ大会の水泳競技会場としても指定されているのだ。
hacomonoの導入による機能まとめ
機能 | 詳細 |
---|---|
利用登録 | 24時間オンライン登録可能、施設での対面登録も可能 |
入退場システム | QRコードによる入館、Fujitakaのゲートシステムと連携 |
混雑状況 | ホームページとAPI連携によるリアルタイム可視化 |
予約システム | プール貸切やスクール予約をオンラインで完結 |
決済方法 | オンライン決済と現金決済の併用に対応 |
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API連携について
APIとは「Application Programming Interface」の略称で、異なるソフトウェアやシステム間でデータやコマンドをやり取りするための仕組みのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- システム間の円滑な連携を実現
- リアルタイムでのデータ更新が可能
- セキュアな情報のやり取りを実現
hacomonoではAPIを活用することで、ホームページと連携した混雑状況の可視化を実現している。混雑状況の可視化により利用者は快適な時間帯を選んで施設を利用できるようになり、施設側は利用者の分散化による運営効率の向上が期待できるのだ。
hacomonoのデジタル化施策に関する考察
hacomonoによる公共施設のデジタル化は、利用者と運営側双方にメリットをもたらす取り組みとして評価できる。スマートフォンによる手続きの完結は若年層の利用を促進し、従来の紙媒体での対応も残すことで高齢者などデジタルデバイドへの配慮も十分になされているのだ。
今後の課題として、システムの安定性やセキュリティの維持、利用者データの適切な管理などが挙げられる。特に個人情報を扱う公共施設として、データ漏洩やシステムダウンのリスクに対する万全の対策が求められるだろう。
将来的には、AIによる混雑予測や利用パターンの分析、他の公共施設との連携など、さらなるデジタル化の推進が期待される。特に2025年の国民スポーツ大会開催を見据え、大会運営システムとの円滑な連携が重要な課題となってくるはずだ。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「2024年新設、西日本最大級の競泳施設「インフロニア草津アクアティクスセンター」が公共施設のデジタル化へ向けて「hacomono」を導入 | 株式会社hacomonoのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000135.000021418.html, (参照 24-11-19).
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