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公開：2024-11-22

リンクスインターナショナルがTitan Army P275MSを発売、量子ドットMini LED搭載で高性能と低価格を両立

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• TitanArmyの27型ゲーミングモニターP275MSが発売
• Mini LED搭載で240Hz/WQHD表示に対応
• 実売予想価格は4万9,800円前後の見込み

TitanArmyの27型ゲーミングモニターP275MSが11月23日に発売

リンクスインターナショナルは27型ゲーミングモニターTitan Army P275MSを2024年11月23日に発売することを発表した。Mini LED搭載のFast IPSパネルを採用し、576ゾーンのローカルディミングによってHDR1000相当の高輝度と高コントラストを実現している。^[1]

DisplayPort出力時には最大240Hz、HDMI出力時には最大144Hzのリフレッシュレートに対応し、応答速度は通常時5ms、オーバードライブ時1msを実現した。DCI-P3 99%、Adobe RGB 99%、sRGB 99%、NTSC 95%の広色域をカバーすることで、ゲーミング以外の用途でも高い性能を発揮するだろう。

インターフェイスにはHDMI 2.0を2基とDisplayPort 1.4を1基搭載し、PIP/PBP機能によって複数の入力ソースを同時に表示することが可能だ。DC調光方式のバックライトとブルーライトカット機能により目の負担を軽減し、長時間の使用でも快適な視聴環境を提供している。

P275MSの主要スペックまとめ

量子ドットMini LEDについて

量子ドットMini LEDとは、従来のLEDバックライトを微細化したMini LEDと量子ドット技術を組み合わせた最新のディスプレイ技術である。以下のような特徴を持っている。

• 高精細な輝度制御による優れたコントラスト比
• 広色域と正確な色再現性
• 低消費電力と長寿命

Titan Army P275MSではMini LEDを576ゾーンに分割して制御することで、HDR1000相当の高いコントラスト比を実現している。量子ドット技術と組み合わせることで、DCI-P3 99%という広い色域と優れた色再現性を両立することが可能になった。

P275MSに関する考察

P275MSは量子ドットMini LED技術を採用することで、ゲーミングモニターとしての高速応答性と、クリエイティブワーク向けの高い色再現性を両立している。5万円を切る価格帯でこれらの機能を提供することは、ゲーミングモニター市場に大きなインパクトを与えるだろう。

一方で576ゾーンのローカルディミングは、より細かい制御が可能な有機ELディスプレイと比較するとまだ改善の余地がある。今後はゾーン数の増加やアルゴリズムの改善により、より自然なHDR表現が期待できるだろう。

PIP/PBP機能の搭載は、配信やマルチタスク作業での利便性を高める重要な要素となっている。今後はより柔軟な画面分割やカスタマイズ機能の追加により、さらなる用途の拡大が見込まれる。

参考サイト

1. ^ 株式会社リンクスインターナショナル. 「Titan Army P275MS | 株式会社リンクスインターナショナル」. https://www.links.co.jp/item/titan-army-p275ms/, (参照 24-11-22).

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