イトーキが次世代会議室予約システムReserve Anyを発表、東京大学との共同開発でマーケットデザインを応用した新ソリューションの提供へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

イトーキが次世代会議室予約システム「Reserve Any」を発表
東京大学との協業でマーケットデザインを応用したアルゴリズムを実装
ポイント予約制で会議室の効率的な利用を実現

イトーキの次世代会議室予約システムReserve Anyによる働き方改革

株式会社イトーキは、会議室不足の解決を目指し、次世代会議室予約システム「Reserve Any」を2025年に提供開始することを発表した。東京大学エコノミックコンサルティングと共同開発したマーケットデザインを応用したリソース利用価値最大化アルゴリズムを実装し、会議室の非効率な利用を最小限に抑える仕組みを確立している。^[1]

新システムの特徴は会議室の「ポイント予約制」で、会議室の予約状況に応じて利用ポイントが日々変動するダイナミックプライシングを採用している。需要の多い時間帯や人気の会議室は利用ポイントを高く設定することで、需要が少ない時間帯や会議室の選択を促し、全体最適な利用を実現するものだ。

予約方法には「おまかせ予約」と「こだわり予約」の2つのスタイルを用意しており、利用人数などの希望条件を入力するだけで最適な場所が割り当てられる仕組みを構築した。個室ブースやフリーアドレス席など、様々なスペースの予約管理にも対応している。

Reserve Anyの主要機能まとめ

項目	詳細
提供開始時期	2025年
提供方法	Outlookへのアドイン対応
予約スタイル	おまかせ予約、こだわり予約
主要機能	ポイント予約制、ダイナミックプライシング
対応スペース	会議室、個室ブース、フリーアドレス席

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マーケットデザインについて

マーケットデザインとは、望ましい結果から逆算して制度設計を行い、新たな制度の創出と実社会の課題を解決する経済学の一分野である。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

望ましい結果から逆算した制度設計手法
価格メカニズムを活用した行動変容の促進
実社会の課題解決に向けた制度創出

Reserve Anyでは、マーケットデザインの考え方を応用し、ダイナミックプライシングを会議室予約に導入している。従来の収益最大化目的のダイナミックプライシングとは異なり、利用価値の最大化を目的とすることで、会議室の効率的な利用と組織全体の生産性向上を実現している。

参考サイト

^ PR TIMES. 「イトーキ、オフィスワーカーの働き方をリデザインしながら、会議室不足を解決する新ソリューション「Reserve Any」を発表 | 株式会社イトーキのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000503.000032317.html, (参照 24-11-22).

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