SANKO MARKETING FOODSが水産6次産業化を推進、キンメダイの新流通システムを構築し物価高に挑む

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

SANKO MARKETING FOODSの水産6次産業化の取り組みをテレビ東京が特集
下田港のキンメダイを中心とした水産物の流通革新を紹介
産地から都内スーパーへの直接販売システムを構築

テレビ東京で放送されたSANKO MARKETING FOODSの水産事業革新

株式会社SANKO MARKETING FOODSは2024年11月22日、テレビ東京系列の経済ドキュメンタリー番組『日経スペシャルガイアの夜明け』の特集「物価高に挑む！食品業界の異端児たち」において同社の取り組みが紹介された。自社船団「SANKO船団」での漁獲から都内スーパーマーケットへの直接販売までの一貫した流通システムが構築されている。^[1]

同社は2020年に静岡・沼津の漁業協同組合との提携と沼津支社の設置を皮切りに、自社船での漁や魚市場での競り参加など産地での直接取引を開始した。飲食事業を主軸とした事業から水産事業との両軸経営へと大きな転換を図ることで新たな市場を開拓している。

静岡県下田港では自社船「三光丸」での漁業に加え、地元漁船との提携により「SANKO船団」を形成し水産物の漁獲を行っている。高級魚とされる下田のキンメダイをはじめとする様々な水産物を、産地から都内スーパーマーケット「京王ストア」へ直接供給する新しい流通モデルを確立した。

SANKO MARKETING FOODSの水産事業概要

項目	詳細
会社名	株式会社SANKO MARKETING FOODS
事業内容	飲食店経営、水産業、除菌、清掃事業、自社ECサイトの運営
拠点	静岡県沼津市蓼原町45番地2
提携先	伊豆漁業協同組合、いとう漁業協同組合、大熱海漁業協同組合など
主要事業	産地活性化プラットフォーム事業、水産6次産業化推進

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水産6次産業化について

水産6次産業化とは、水産業における生産（1次）・加工（2次）・販売（3次）を一体化させた産業構造のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

生産から販売までの一貫した管理による品質向上
流通経路の効率化による鮮度維持とコスト削減
付加価値の創造による水産業の収益性向上

水産6次産業化の推進により、産地と消費地を直接結ぶ新しい流通モデルが実現可能となる。SANKO MARKETING FOODSは沼津や下田での取り組みを通じて、キンメダイなどの高級魚から未利用魚まで幅広い水産物の流通革新に貢献している。

参考サイト

^ PR TIMES. 「沼津・下田/産地での取り組み〜新たな販路拡大へ水産6次産業化を推進する当社事業の映像が公開 | 株式会社SANKO MARKETING FOODSのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000293.000053263.html, (参照 24-11-24).

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