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TKCのインボイス・マネジャーがASPICクラウドアワード2024で準グランプリを受賞、Peppol対応で業務効率化を実現

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

TKCのインボイス・マネジャーがASPICクラウドアワード2024で準グランプリを受賞、Peppol対応で業務効率化を実現

PR TIMES より


記事の要約

  • TKCのインボイス・マネジャーがASPICクラウドアワードで準グランプリを受賞
  • Peppolに対応したデジタルインボイスの送受信が可能に
  • 電帳法スキャナ保存ソフト、電子取引ソフトの法的要件認証を取得

TKCのインボイス・マネジャーがASPICクラウドアワード2024で準グランプリを獲得

株式会社TKCは、クラウドサービス「インボイス・マネジャー」が第18回ASPICクラウドアワード2024の基幹業務系ASP・SaaS部門において準グランプリを2024年11月22日に受賞したことを発表した。インボイス・マネジャーは請求書などの証憑書類の電子発行、受領、保存を可能とするクラウドサービスで、世界的に普及が進むPeppolプロトコルに対応している。[1]

デジタルインボイス推進協議会の代表幹事法人としてTKCは、ベンダー間の接続試験を推進し約200の加盟団体との連携活動を実施している。さらにTKC全国会に所属する1万名以上の税理士に対してペポルインボイス利用に関する啓発活動を展開し、デジタル社会の実現に向けた取り組みを加速させているのだ。

インボイス・マネジャーは電子帳簿保存法やインボイス制度への対応も万全で、JIIMAによる電帳法スキャナ保存ソフトと電子取引ソフトの法的要件認証を取得している。請求書業務の効率化を実現するこのソリューションは、TKCにとって今回が初の受賞となっている。

インボイス・マネジャーの機能まとめ

項目 詳細
主な機能 証憑書類の電子発行、受領、保存
対応規格 Peppol(ペポル)
取得認証 JIIMA電帳法スキャナ保存ソフト、電子取引ソフト法的要件認証
導入効果 請求書の紙からデジタル化で工数9割超削減
普及活動 1万名以上の税理士への啓発、約200団体との連携
インボイス・マネジャーの詳細はこちら

Peppolについて

Peppolとは、電子インボイスをはじめとするビジネス文書の電子的な送受信を実現する国際的な標準規格のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

  • 国際標準に準拠した安全な電子文書の送受信が可能
  • 取引先との相互運用性が高く、グローバルな取引に対応
  • 業務プロセスの自動化と効率化を実現

インボイス・マネジャーはこのPeppol規格に対応することで、国内外の取引先とのシームレスな電子インボイスのやり取りを実現している。さらに電子帳簿保存法やインボイス制度にも準拠しており、法令遵守と業務効率化の両立を可能にしているのだ。

デジタルインボイスの標準化に関する考察

TKCのインボイス・マネジャーがPeppol規格に対応したことは、日本のビジネスプロセスのデジタル化において重要な一歩となっている。特に約200の加盟団体との連携や1万名以上の税理士への啓発活動は、デジタルインボイスの普及に大きく貢献する可能性が高いだろう。

今後はさらに多くの企業がPeppol対応のシステムを導入することで、業界全体のデジタル化が加速することが期待される。一方で、中小企業におけるデジタル化の支援体制や、システム間の相互運用性の確保が新たな課題となるだろう。

また、グローバルスタンダードであるPeppol規格の採用は、日本企業の国際競争力向上にもつながると考えられる。TKCには他のベンダーへの技術支援を通じて、日本のインボイスデジタル化を牽引する役割が期待されている。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「「第18回 ASPICクラウドアワード2024」においてTKCの「インボイス・マネジャー」が『準グランプリ』を受賞 | 株式会社TKCのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000389.000018852.html, (参照 24-11-24).

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