メルペイがマネーフォワード MEと連携開始、家計管理の利便性向上へ

text: XEXEQ編集部

PR TIMES より

記事の要約

メルペイがマネーフォワード MEと連携開始
メルペイ残高や利用履歴が自動反映可能に
連携記念で200円分のポイント付与キャンペーン実施

メルペイとマネーフォワード MEの連携で家計管理がより便利に

株式会社メルペイは、2024年8月5日にフリマアプリ「メルカリ」のスマホ決済サービス「メルペイ」およびクレジットカード「メルカード」と、家計簿・資産管理サービス「マネーフォワード ME」との連携を開始した。この連携により、「マネーフォワード ME」アプリ上でメルペイ残高やメルカリポイント、支払い履歴を確認することが可能になったのだ。^[1]

メルカリでは以前から、メルカリアプリ内で購入履歴や支払い履歴を確認できる機能を提供しており、多くのユーザーがこの機能を家計簿代わりに活用していた。実際に、「メルカード」利用者の51.7％が「メルカリアプリで利用明細を確認できる」ことを利用理由として挙げていたのである。

今回の連携により、ユーザーは「マネーフォワード ME」アプリ上で、メルペイ（残高払い）、メルペイスマート払い（翌月払い・定額払い）、メルカード支払いの全ての履歴を一括で管理できるようになった。これにより、ユーザーの家計・資産管理がより簡便になり、メルペイやメルカードの利便性が向上することが期待されている。

メルペイとマネーフォワード MEの連携キャンペーン概要

	キャンペーン内容	対象者	注意事項
期間	2024年8月5日〜8月18日	先着1万5千名	本人確認必須
特典	200円分のメルカリポイント	連携完了者	8月末頃までに付与
連携対象	メルペイ・メルカード	いずれか片方でも可	両方の連携も可能
ポイント有効期限	付与日から60日間	全対象者共通	期限後失効
主催	メルペイ・マネーフォワード	共同開催	詳細は公式サイト参照

家計簿・資産管理サービスについて

家計簿・資産管理サービスとは、個人の収支や資産状況を一元的に管理し、可視化するためのツールのことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

複数の金融機関やサービスの口座情報を自動で取得・集計
支出のカテゴリ分類や予算管理機能を提供
グラフやチャートを用いた直感的な資産状況の把握が可能

家計簿・資産管理サービスは、ユーザーの金融行動を分析し、より良い資産運用や支出管理のアドバイスを提供することも可能だ。近年では、AIを活用した予測機能や、投資アドバイス機能を備えたサービスも増えており、個人のファイナンシャルプランニングをサポートする重要なツールとなっている。

メルペイとマネーフォワード MEの連携に関する考察

メルペイとマネーフォワード MEの連携は、フィンテック業界における協業の新たな形を示している。この連携により、ユーザーは複数のサービスを横断した包括的な資産管理が可能となり、より正確な家計の把握や効率的な資金管理が実現するだろう。一方で、個人情報の取り扱いや、データセキュリティの観点から、より高度なプライバシー保護対策が求められる可能性もある。

今後、このような連携がさらに拡大することで、ユーザーはより多くの金融サービスを一元管理できるようになると予想される。例えば、投資サービスや保険サービスとの連携により、総合的な資産形成のアドバイスを受けられるようになるかもしれない。また、AIを活用した支出分析や将来の資金シミュレーションなど、より高度な機能の追加も期待できるだろう。

さらに、この連携を通じてメルカリエコシステムの強化が進むことも考えられる。メルカリでの売買履歴と連動した家計管理や、ポイント運用のアドバイスなど、メルカリユーザーにとってより魅力的なサービス展開につながる可能性がある。フィンテック企業間の連携が進むことで、ユーザーにとってより便利で価値のある金融サービスの提供が加速することが期待される。