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ソニーセミコンダクタソリューションズとNECが顔認証ソリューションの共同開発を開始、エッジAIセンシング技術と顔認証技術を組み合わせ高精度化を実現

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • SSSとNECが顔認証ソリューションで戦略的協業開始
  • 両社の技術を組み合わせ高精度な顔認証を実現
  • 2025年度中の販売開始を目指し開発推進

SSSとNECが顔認証ソリューション開発で戦略的協業を開始

ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社とNECは、2024年11月26日に顔認証ソリューションを共同開発するための戦略的協業を開始することを発表した。両社はSSSのイメージセンサーによるエッジAIセンシング技術とNECが持つ世界No.1の顔認証技術を組み合わせることで、プライバシーに配慮した新しい顔認証ソリューションの開発を進めていく。[1]

AIカメラはAITRIOSプラットフォームとして提供され、NECが新たに開発した光環境の変化に強いAIモデルと連携することで、シーンに応じて画質をリアルタイムに最適化し小型カメラ内で顔の特徴量を抽出することが可能となった。カメラごとの設定調整や運用の手間を簡易化し、低コストかつ高い精度の顔認証ソリューションを実現するものである。

本ソリューションはエッジAIセンシング技術を搭載のAIカメラが抽出した顔の特徴情報をクラウドに送信し、NECのBio-IDiom Servicesを組み合わせることで顔認証を実現する仕組みとなっている。AIカメラにはなりすまし対策機能も搭載され、プライバシーやセキュリティに対する高い要求に応える設計となっているのだ。

顔認証ソリューションの主な特徴まとめ

項目 詳細
発表日 2024年11月26日
提供形態 AITRIOSプラットフォーム
主要技術 SSSのエッジAIセンシング技術、NECの顔認証技術
特徴 光環境の変化に強い、プライバシーに配慮、なりすまし対策機能搭載
販売開始予定 2025年度中

エッジAIセンシング技術について

エッジAIセンシング技術とは、デバイスのエッジ側で人工知能による処理を行うセンシング技術のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • リアルタイムでの画像処理と特徴量抽出が可能
  • クラウドへの負荷を軽減し応答速度を向上
  • プライバシーとセキュリティの保護を強化

本ソリューションではエッジAIセンシング技術により、AIカメラ内で顔の特徴量をリアルタイムに抽出し最適な画質調整を行うことが可能となっている。逆光などの難しい環境下でも高精度な顔認証を実現し、さらにプライバシーに配慮した設計となっているため、様々な用途での活用が期待できるだろう。

参考サイト

  1. ^ ソニーセミコンダクタソリューションズグループ. 「ソニーセミコンダクタソリューションズとNEC、両社の最先端技術を活用した顔認証ソリューションの戦略的協業を開始~幅広いシーンに最適化可能なソリューションの共同開発により、 顔認証の活用領域を拡大~|ニュースリリース|ソニーセミコンダクタソリューションズグループ」. https://www.sony-semicon.com/ja/news/2024/2024112601.html, (参照 24-11-27).
  2. NEC. https://jpn.nec.com/

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

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