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公開：2024-11-27

THISISとJBSが業務提携を締結、WebRTC技術でマンション管理サービスの利便性向上へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• THISISとJBSがRIMO-CANの業務提携を締結
• WebRTC技術を活用したコミュニケーション機能を統合
• マンション居住者向けサービスの利便性が向上

THISISとJBSのマンション管理サービスにおける業務提携

THISIS株式会社は株式会社JBSと2024年11月26日に業務提携を締結し、WebRTC技術を活用した特許取得済みサービス「THISIS」をJBSのマンション居住者向けサービス「RIMO-CAN」へOEM提供することを発表した。この提携によってマンション管理会社の業務効率化と居住者サービスの向上を実現する体制が整った。^[1]

RIMO-CANは、マンション居住者が専用ページからワンクリックでコンシェルジュにアクセスできるプラットフォームとして、管理会社の希望に応じて問い合わせ対応代行も行える柔軟なシステムを提供している。THISISのWebRTC技術との統合により、これまでWEB会議のみだった対応がチャットや音声通話でも可能となった。

マンション居住者は自身の状況に応じて最適なコミュニケーションチャネルを選択できるようになり、管理会社側も業務負担の軽減と効率的な居住者対応を実現できる環境が整備された。THISISのテクノロジーとJBSのサービスノウハウを組み合わせることで、マンション管理における新たな価値創造が期待される。

RIMO-CANサービスの機能まとめ

WebRTCについて

WebRTCとは、Webブラウザ間でリアルタイムコミュニケーションを実現するための技術であり、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• ブラウザ間での直接的な音声・映像通信が可能
• プラグインやアプリのインストールが不要
• 低遅延でセキュアな通信を実現

THISISが提供するWebRTC技術は、特許を取得しており、RIMO-CANのマンション管理サービスにおいて重要な役割を果たしている。WebRTCの導入により、従来のWEB会議機能に加えてチャットや音声通話など、多様なコミュニケーション手段を提供することが可能になった。

マンション管理DXに関する考察

マンション管理におけるデジタル化の波は、単なる効率化だけでなく、居住者と管理会社の関係性を根本から変革する可能性を秘めている。特にWebRTC技術の導入により、居住者は状況に応じて最適なコミュニケーション手段を選択できるようになり、より柔軟な対応が可能となっている。

今後の課題としては、高齢者などデジタル機器の操作に不慣れな居住者への配慮が必要となるだろう。解決策として、直感的なユーザーインターフェースの開発や、従来型の対面サービスとのハイブリッド運用なども検討に値する。

次世代のマンション管理サービスでは、AIチャットボットの導入や IoTセンサーとの連携など、さらなる技術革新が期待される。マンション管理のDXは、居住者の生活品質向上と管理会社の業務効率化を両立させる重要な鍵となるだろう。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「THISIS株式会社と株式会社JBS、WEB接客ツール「zinnias」を活用したマンション居住者向けリモート管理人サービス「RIMO-CAN」のユーザビリティ向上に向けた業務提携を締結 | ＴＨＩＳＩＳ株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000136130.html, (参照 24-11-27).

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