iCD協会がスキルディクショナリーβ版を大幅刷新、タスクオリエンテッドな新構成で使いやすさが向上

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

iCD協会がスキルディクショナリーβ版を大幅刷新、タスクオリエンテッドな新構成で使いやすさが向上

PR TIMES より


記事の要約

  • iCDスキルディクショナリーが10年ぶりに大幅改訂
  • タスク中分類に紐づけた新構成で使いやすさを向上
  • 2025年4月に改訂初版のリリースを予定

iCDスキルディクショナリーβ版の大規模アップデート

一般社団法人iCD協会は10年ぶりとなるiCDスキルディクショナリーの大規模な改訂版を2024年11月28日に公開した。今回の改訂では従来のスキルディクショナリーとして独立した構成から、タスク中分類に紐づけた形での整理を行い、ユーザビリティの向上を実現している。[1]

新しいスキルディクショナリーでは、スキル項目をメソドロジー関連スキルとテクノロジー関連スキルの2つに分類し、それぞれに知識項目を紐づける構成となった。特にテクノロジー関連スキルには知識項目に加えて技術・製品情報も付加されており、より実践的な活用が可能になっている。

一般社団法人iCD協会は2018年の創立以来、時代に合わせてiCDタスクディクショナリーの拡充を進めており、今回のβ版公開後は広くユーザーからの意見を募集する。2025年4月には改訂初版のリリースを予定しており、会員・非会員を問わず意見やフィードバックを受け付けている。

iCDスキルディクショナリーβ版の構成まとめ

項目 詳細
改訂リリース日 2024年11月28日
主な変更点 タスク中分類への紐づけ方式採用、スキルカテゴリ・分類の廃止
スキル分類 メソドロジー関連スキル、テクノロジー関連スキル
紐づけ要素 知識項目、技術・製品情報(テクノロジー関連スキルのみ)
改訂初版リリース予定 2025年4月
iCD協会の詳細はこちら

タスクオリエンテッドについて

タスクオリエンテッドとは、業務や作業を中心に据えた考え方や手法のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 実際の業務内容に基づいた体系的な整理が可能
  • 具体的なタスクとスキルの関連性が明確化
  • 実務に即した効率的なスキル管理を実現

iCDスキルディクショナリーの新構成では、タスク中分類に紐づける形でスキル項目を定義することで、より実践的な活用を可能にしている。従来の独立した構成から、業務に直結したタスクオリエンテッドな形式に変更することで、ユーザーがより直感的にスキルと業務の関連性を理解できるようになっている。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「【iCD3.0】 10年ぶりに刷新!新スキルディクショナリーβ版公開 | 一般社団法人iCD協会のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000024.000082128.html, (参照 24-11-29).

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