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公開：2024-11-29

ゲシピがシリーズB資金調達を実施、メタバース教育事業の拡大とAI開発の強化へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• ゲシピがシリーズB 1stラウンドの資金調達を実施
• eスポーツ英会話の受講実績が20万回を突破
• 累計調達額が5億円を超える規模に到達

メタバース教育スタートアップのゲシピ、シリーズB資金調達を完了

eスポーツを活用したメタバース教育スタートアップのゲシピ株式会社は、2024年11月28日に日本ベンチャーキャピタルをリードインベスターとしたシリーズB 1stラウンドの資金調達を実施した。既存投資家のXTech Ventures、Stocked Capital、新規投資家のPower Angels、および個人投資家が引受先となり、累計調達額が5億円を超える規模に達している。^[1]

ゲシピが提供するeスポーツ英会話は、2020年のサービス開始以来、受講実績20万回を突破する成長を見せており、顧客レビューでは4.81点という高評価を獲得している。顧客の継続率は96%を超え、累計顧客レビュー数も12,000件を突破するなど、高い満足度を維持しているのだ。

今回調達した資金は、eスポーツ英会話事業のさらなる拡大とメタバースを活用した新たな教育価値の創出に充てられる。オプションレッスンを含む新規商品の開発やAI開発の推進、新たなメタバース教育プログラムの開発も予定されており、上場に向けた準備も進められることになった。

ゲシピの事業進捗まとめ

メタバース教育について

メタバース教育とは、仮想空間を活用した新しい教育形態のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 没入感のある学習体験を提供可能
• 場所や時間の制約を受けにくい
• インタラクティブなコミュニケーションが可能

メタバース教育は、従来の対面式やオンライン教育と比較して、より実践的な学習環境を提供することが可能であり、特にeスポーツと組み合わせることで英語学習への障壁を下げることができる。実際にゲシピのサービスでは、英語が苦手だった受講者の約28%が学習を通じて苦手意識を克服している。

ゲシピのメタバース教育事業に関する考察

ゲシピのeスポーツ英会話サービスは、ゲームという親しみやすい環境を活用することで、従来の英語学習における心理的障壁を効果的に取り除くことに成功している。特に96%を超える継続率は、学習効果と楽しさを両立させた教育プログラムとしての価値を証明しているだろう。

今後の課題として、急速な事業拡大に伴う教育品質の維持が挙げられるが、AIを活用したレッスン品質の向上施策が計画されていることは心強い。メタバース教育市場の競争激化も予想されるため、独自の教育メソッドの確立と知的財産の保護が重要になってくるだろう。

メタバース教育はパンデミックや地理的制約を超えた学習機会を提供できる可能性を秘めている。ゲシピには先駆者としての優位性を活かし、教育のデジタルトランスフォーメーションを牽引する存在となることを期待したい。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「メタバース教育スタートアップのゲシピ株式会社、シリーズBの1stラウンドをクローズ 累計調達金額が5億円超に | ゲシピ株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000085.000031716.html, (参照 24-11-29).

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