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日本BDが閉鎖式薬物移送システムの新製品を発売、医療従事者の安全性と業務効率の向上に貢献

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

日本BDが閉鎖式薬物移送システムの新製品を発売、医療従事者の安全性と業務効率の向上に貢献

PR TIMES より


記事の要約

  • 日本BDが閉鎖式薬物移送システムの新製品を発売
  • 従来品から閉鎖性を継承し直観的な操作性を実現
  • ハザーダス・ドラッグの曝露対策の標準化に寄与

日本BDの新型閉鎖式薬物移送システムが医療現場の安全性を向上

日本ベクトン・ディッキンソン株式会社は医療従事者の安全性向上を目指し、閉鎖式薬物移送システム「BD ファシール(TM) オプティマ システム」を2024年11月より発売した。従来品から閉鎖性を継承しつつ人間工学に基づいた設計を採用することで、医療従事者が直観的に使用できる形状を実現している。[1]

従来品と同様にNIOSHテストプロトコル2015年ドラフト版に基づく薬剤露出試験で閉鎖性の基準を満たしており、FDAのガイダンスに従った外部試験では最大168時間の無菌性維持が確認されている。米国での臨床比較研究ではハザーダス・ドラッグによる表面汚染が46%減少したという結果が得られた。

医療現場での業務効率化が求められる中、本製品は接続する向きの確認が不要で針刺し防止設計などの安全性も維持されており、特別なトレーニングなしでの使用が可能となっている。CSTDのパイオニアとして職業性暴露対策の啓発活動を行ってきた日本BDは医療現場の安全性向上に貢献していく。

BD ファシール(TM) オプティマ システムの特徴まとめ

項目 詳細
製品名 BD ファシール(TM) オプティマ システム
発売日 2024年11月12日
医療機器承認番号 30200BZX00011000
クラス分類 管理医療機器[II]
主な特徴 閉鎖性の継承、直観的な使用性、針刺し防止設計
試験結果 表面汚染46%減少、最大168時間の無菌性維持
製品の詳細はこちら

閉鎖式薬物移送システムについて

閉鎖式薬物移送システム(CSTD)とは、抗がん剤などのハザーダス・ドラッグを安全に取り扱うための医療機器であり、以下のような特徴を持っている。

  • 医療従事者や患者、家族への薬剤曝露を防止
  • 外部からの微生物混入を防ぎ無菌性を維持
  • 薬剤や気化した薬剤の漏出を防止する機能

BD ファシール(TM) オプティマ システムでは機械式エクスパンジョンブラダとダブルメンブレン構造により閉鎖性を実現している。NIOSHテストプロトコルに基づく薬剤露出試験で閉鎖性の基準を満たしており、臨床研究でもハザーダス・ドラッグによる表面汚染の大幅な低減が確認された。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「【日本BD】「入れない、出さない」をコンセプトに進化した閉鎖式薬物移送システム 「BD ファシール(TM) オプティマ システム」発売 | 日本ベクトン・ディッキンソン株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000023.000086425.html, (参照 24-11-29).

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