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公開：2024-11-30

コノセルが20億円の追加資金調達を実施、オリエンタルランド・イノベーションズとの連携でハイブリッド教育の展開を加速

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• コノセルが20億円の追加資金調達を実施
• オリエンタルランド・イノベーションズから追加出資を獲得
• 累計資金調達額が47.5億円に到達

EdTechスタートアップのコノセル、オリエンタルランド・イノベーションズから20億円の追加資金調達を実施

株式会社コノセルは2024年11月28日、オリエンタルランド・イノベーションズから20億円の追加出資を受けたことを発表した。コノセルは「学びを通じた一生モノの成功体験を、すべての人に」をビジョンに掲げ、ハイブリッド学習塾「個別指導 コノ塾」の運営やアプリ・教材の企画開発を行っている企業である。^[1]

コノ塾は2020年の創業以来、デジタル技術を活用した高品質な授業と教室長による手厚いコーチング型の指導を特徴とし、数多くの成績アップおよび公立高校への合格実績をあげてきた。2022年より教室展開を加速し、2024年11月現在では82教室を展開しており、東京都から大阪府、神奈川県にまで事業を拡大している。

コノセルとオリエンタルランド・イノベーションズは2021年より業務提携を行っており、オリエンタルランドグループの持つリアルな場のオペレーション力を人材交流を通じて吸収してきた。今回の資金調達により、リアルとデジタルの融合した教育インフラ企業を目指し、オペレーション力強化の面でも一層の連携を進めていく方針だ。

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ハイブリッド学習について

ハイブリッド学習とは、対面指導とデジタル技術を組み合わせた新しい教育方法のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• デジタルとリアルの長所を活かした効率的な学習
• データ分析に基づく個別最適化された指導
• 時間や場所に縛られない柔軟な学習環境の実現

コノ塾では元大手進学塾のエース教師による授業動画と、教室での個別フォローを組み合わせることで、質の高い教育を実現している。生徒一人あたり1万以上の学習データを活用し、個々の学習進度や理解度に合わせた最適な指導を提供することが可能だ。

EdTechスタートアップの資金調達に関する考察

コノセルの今回の資金調達は教育業界におけるデジタルトランスフォーメーションの加速を示す重要な出来事である。特に大手企業であるオリエンタルランドグループとの連携は、リアルな場の運営ノウハウとデジタル技術の融合という点で、今後の教育サービスの発展に大きな示唆を与えるものだ。

一方で急速な教室展開に伴う品質管理や、教室長の育成・確保が今後の課題として浮上する可能性が高い。デジタル技術を活用した効率的な教室運営システムの構築と、教室長向けの充実した研修プログラムの開発が、持続的な成長のカギを握るだろう。

教育のデジタル化が進む中、生徒一人ひとりの学習データをより深く分析し、AIを活用した個別最適化された学習プログラムの開発も期待される。オリエンタルランドグループとの連携を活かし、エンターテインメント性を取り入れた新しい学習体験の創出も視野に入れるべきだ。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「EdTechスタートアップのコノセルが20億円の資金調達を実施、累計資金調達額が47.5億円に | 株式会社コノセルのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000097253.html, (参照 24-11-30).

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