ホタルクスが一般照明用蛍光ランプの生産終了を発表、2027年12月までに段階的に製造中止へ
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記事の要約
- ホタルクスが一般照明用蛍光ランプの生産終了を発表
- 2027年12月までに段階的に生産を終了へ
- 水俣条約COP5の合意内容に基づく対応
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ホタルクスが一般照明用蛍光ランプの生産終了を発表、環境配慮でLED照明へ移行
照明器具や光源を手掛けるホタルクスは2024年12月2日、同社製(旧NECライティング製)の一般照明用蛍光ランプの生産を2027年12月に終了すると発表した。水銀に関する水俣条約第5回締約国会議の合意内容を受けての決定となり、約70年に渡る蛍光ランプ事業に区切りを付けることになる。[1]
ホタルクスの蛍光ランプ事業は1950年に日本電気株式会社ラジオ事業部での試作開始から始まり、1995年には業界初となる残光形蛍光ランプ「ホタルック」シリーズを発売して累計出荷本数1億本を超える実績を残している。今後は環境に配慮したLED照明の普及に注力していく方針だ。
生産終了は段階的に実施され、直管蛍光ランプ(一般形)は2026年12月までに、直管蛍光ランプ(3波長形)と丸管蛍光ランプ(3波長形)は2027年12月までに終了する予定となっている。販売動向や資材調達状況によっては前倒しでの終了も検討されている。
蛍光ランプ生産終了スケジュール
製品種別 | 生産終了時期 |
---|---|
直管蛍光ランプ(一般形) | 2026年12月 |
直管蛍光ランプ(3波長形) | 2027年12月 |
丸管蛍光ランプ(3波長形) | 2027年12月 |
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水俣条約について
水俣条約とは、水銀の人体や環境への悪影響を防ぐため、水銀の採掘から廃棄に至るまでの総合的な規制を定めた国際条約のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- 水銀の供給・使用・排出・廃棄の各段階における規制
- 水銀添加製品の製造・輸出入の規制
- 環境上適正な水銀廃棄物の管理
2023年11月に開催された第5回締約国会議(COP5)では、一般照明用蛍光ランプの製造と輸出入を2027年末までに禁止することが合意された。この合意に基づき、日本の主要照明メーカーも蛍光ランプの生産終了とLED照明への移行を進めているのである。
参考サイト
- ^ 株式会社ホタルクス. 「蛍光ランプ 製品の生産終了のご案内 | お知らせ | ホタルクス」. https://www.hotalux.com/corporate/press2/2024-12-02.html, (参照 24-12-04).
- NEC. https://jpn.nec.com/
※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。
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