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公開：2024-12-04

オークネットがEVバッテリーのリパーパスプラットフォームEnergy Loop Terminalを開始、循環型経済の実現に向け新たな一歩

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• オークネットがEVバッテリーのリパーパスプラットフォームを開始
• MIRAI-LABOと提携し高精度な劣化診断技術を確立
• 使用済みEVバッテリーの安全な流通と品質保証を実現

オークネットとMIRAI-LABOによるEVバッテリー循環型プラットフォームの展開

株式会社オークネットは使用済みEVバッテリーを活用したリパーパス製品流通プラットフォーム「Energy Loop Terminal」の予約受注を2024年12月2日より開始した。MIRAI-LABO株式会社と連携し、独自のインピーダンス測定法による短時間かつ高精度なEVバッテリーの性能診断技術を確立することに成功している。^[1]

このプラットフォームでは、EVバッテリーの性能診断から品質保証まで一貫したサービスを提供することで、安全な二次利用を促進する体制を整備している。オークネットがプラットフォームの開発・運営を担当し、MIRAI-LABOが劣化診断や製品化、品質保証を担当する体制で展開するのだ。

サーキュラーエコノミーの観点から注目される本プラットフォームは、従来の課題であった診断時間やコスト、品質保証の問題を解決する画期的なソリューションとなっている。使用済みEVバッテリーの新たな価値創造と環境負荷低減の両立を実現し、持続可能な社会の実現に貢献することが期待されるだろう。

Energy Loop Terminalの機能まとめ

Energy Loop Terminalの詳細はこちら

リパーパスについて

リパーパスとは、廃棄されるような不要品に新たな目的と価値を創造して再利用する手法のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 従来の単純なリユースとは異なり、新たな用途を創出
• 廃棄物の価値転換による環境負荷低減
• サーキュラーエコノミーの重要な要素技術

EVバッテリーのリパーパスでは、使用済みバッテリーを自律型街路灯や蓄電池などの新たな用途に転換することで、資源の有効活用を実現している。また、高精度な診断技術と品質保証の組み合わせにより、安全で持続可能な二次利用の促進に貢献することが可能となっている。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「オークネット　使用済みEVバッテリーを活用したリパーパス製品流通プラットフォーム「Energy Loop Terminal（エナジー・ループ・ターミナル）」の予約受注を開始 | 株式会社オークネットのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000159.000071059.html, (参照 24-12-04).

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