ヒューマンアカデミージュニアロボット教室全国大会、27名の選抜生徒が東京大学で技術を競う

text: XEXEQ編集部

PR TIMES より

記事の要約

ヒューマンアカデミーがジュニアロボット教室全国大会を開催
27,000名以上の生徒から選抜された27名が競争
企業協賛企画やエキシビジョンなど充実したプログラムを提供

ヒューマンアカデミージュニアロボット教室全国大会の概要

ヒューマンアカデミー株式会社は、2024年8月24日に「第14回ヒューマンアカデミージュニアロボット教室全国大会」を東京大学安田講堂で開催する。この大会は、国内外の当教室で学ぶ子どもたちによる学習成果発表の場として2011年から毎年開催されており、科学・工学への興味関心を育むことが目的だ。^[1]

出場資格は当教室に通う未就学児から15歳までの約27,000名以上の生徒で、予選審査を勝ち抜いた27名がライブで競争する。大会は「アイデアコンテスト」と「テクニカルコンテスト」の2部門で構成され、オリジナルのロボット製作や技術力を競う内容となっている。

今年の大会は一般社団法人未来創生STREAM教育総合研究所との共催で開催される。日清食品株式会社の協力のもと、カップヌードルをテーマにしたテクニカルコンテストや、教室の先生や修了生も参加するエキシビジョンなど、充実したプログラムが用意されている。

ヒューマンアカデミージュニアロボット教室全国大会の特徴まとめ

	開催概要	コンテスト内容	付随イベント
主な特徴	東京大学安田講堂で開催	アイデアコンテストとテクニカルコンテスト	企業協賛企画とエキシビジョン
参加者	27名の選抜生徒	未就学児から15歳まで	教室の先生や修了生も参加
目的	学習成果の発表	創造力と技術力の競争	来場者も楽しめる企画の提供

STREAM教育について

STREAM教育とは、Science（科学）、Technology（技術）、Reading & wRiting（読み書き）、Engineering（工学）、Arts（芸術）、Mathematics（数学）の頭文字を組み合わせた教育アプローチのことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

多分野を横断的に学ぶ統合的なアプローチ
実践的な問題解決能力の育成を重視
創造性とクリティカルシンキングの促進

STREAM教育は、従来のSTEM教育にReading & wRitingとArtsの要素を加えることで、より包括的な学びを提供する。このアプローチは、複雑化する現代社会で必要とされる多角的な思考力と創造性を養うことを目指しており、ロボット教室のような実践的な場での応用が期待されている。

ジュニアロボット教室全国大会に関する考察

ジュニアロボット教室全国大会の開催は、子どもたちのSTREAM教育への関心を高める重要な機会となる一方で、今後はより多様な背景を持つ子どもたちの参加を促進する必要があるだろう。例えば、経済的な理由でロボット教室に通えない子どもたちへの支援や、地域間の格差を解消するための取り組みが求められる。

今後の大会では、AIやIoTなどの最新技術を取り入れたロボット製作のカテゴリーを追加することで、より先進的な学びの機会を提供できるかもしれない。また、環境問題や社会課題の解決を目指すロボット開発のセクションを設けることで、技術と社会の接点を意識した教育効果も期待できるだろう。

ジュニアロボット教室全国大会の継続的な発展には、産学連携のさらなる強化が重要だ。大学や研究機関との連携を深め、最新の研究成果を子どもたちの学びに還元することで、日本の科学技術教育の質を高める可能性がある。また、国際的な交流プログラムを導入し、世界中の子どもたちとのロボット競技を実現することで、グローバルな視野を持つ次世代のエンジニア育成にも貢献できるだろう。

参考サイト

^ PR TIMES. 「AI時代を担う子どもたちの祭典　未来のロボットエンジニアが競うロボット全国大会 | ヒューマンホールディングス株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001650.000005089.html, (参照 24-08-10).

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