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公開：2024-08-10

エクサウィザーズ、DXアセスメント＆ラーニング新版で大規模人材スクリーニングを迅速化

text: XEXEQ編集部

記事の要約

• エクサウィザーズがDXアセスメント＆ラーニングの新版を発表
• DIA3.0 Short版で大規模人材スクリーニングが可能に
• 従来の3分の1の時間で評価完了、育成対象者の特定が迅速化

エクサウィザーズのDXアセスメント＆ラーニング新版の詳細

株式会社エクサウィザーズは、2024年8月8日にDX人材発掘・育成サービス「exaBase DXアセスメント＆ラーニング」の新版を発表した。この新版では、短時間でアセスメントを行う「DIA3.0 Short版」が導入され、従来の3分の1程度の15〜20分で実施可能となっている。大企業など大規模な人員を擁する組織において、迅速かつ適切に人材の状況を把握し、育成対象者を特定することが可能になったのだ。^[1]

DIA3.0 Short版は、従来のDIA3.0の受検者結果を基に開発されたAIモデルを利用している。このモデルにより、少ない回答数でも各スコアを精度高く算出することが可能になった。大規模な企業において、育成対象者を特定するファーストステップとして活用できる点が大きな特徴だ。また、DIA3.0 Short版で選抜した人材に対し、従来のDIA3.0を利用することで、より詳細な育成計画の立案が可能となっている。

エクサウィザーズは、今後も組織の人員計画立案からアセスメントによる人材の充足度の把握、対象者セグメントごとの育成計画策定、個々人の学習管理までを一気通貫で行える機能を進化させていく方針だ。これにより、より多くの企業のDX人材育成を支援することが期待される。exaBase DXアセスメント＆ラーニングは、2019年8月のリリース以来、大手企業を中心に幅広い業界から支持を集めており、2024年3月末には累計利用者数が20万ユーザーを超え、利用社数約1500社を達成している。

exaBase DXアセスメント＆ラーニングの新機能まとめ

AIモデルについて

AIモデルとは、人工知能技術を活用して作成された数学的モデルのことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 大量のデータから学習し、パターンや関係性を見出す能力
• 少ないデータから高精度の予測や分析が可能
• 人間の判断を補完し、意思決定を支援する機能

エクサウィザーズのDIA3.0 Short版で使用されているAIモデルは、従来のDIA3.0の受検者結果を基に開発されている。このモデルは、少ない回答数でも各スコアを精度高く算出することが可能であり、大規模な組織での人材評価に革新をもたらしている。AIモデルの活用により、人材評価の効率化と精度向上が同時に実現されているのだ。

DX人材育成サービスの進化に関する考察

DX人材育成サービスの進化に伴い、今後は人材評価の精度と効率性のバランスがより重要になるだろう。AIモデルの更なる発展により、より少ないデータでより正確な評価が可能になる一方で、人間の直感や経験に基づく判断との整合性をどう取るかが課題となる可能性がある。また、個人情報保護の観点から、AIによる評価の透明性や説明可能性の確保も重要な論点になると予想される。

今後追加してほしい新機能としては、リアルタイムでの能力変化トラッキングや、業界別・職種別のベンチマーク機能が挙げられる。これにより、個人の成長を継続的に把握し、より適切な育成計画の立案が可能になるだろう。さらに、AIによる個別最適化された学習コンテンツの推奨機能も、効果的なDX人材育成に寄与すると考えられる。

DX人材育成サービスの進化は、企業の競争力強化に直結する重要な要素となっている。今後は、AIの活用だけでなく、人間の創造性や柔軟性を活かした総合的な人材育成アプローチが求められるだろう。エクサウィザーズのような先進的なサービスが、日本企業のDX推進と人材育成の加速に大きく貢献することが期待される。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「エクサウィザーズ、大規模な人材スクリーニングが可能なDX人材発掘・育成サービス「exaBase DXアセスメント＆ラーニング」新版を発表 | 株式会社エクサウィザーズのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000275.000030192.html, (参照 24-08-10).

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