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公開：2024-08-28

レバテック株式会社がITエンジニアの技術変化とキャリアに関する意識調査結果を公開、約6割が技術変化に脅威を感じる一方で7割以上がキャリア継続を希望

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• 約6割のITエンジニアが技術変化に脅威を感じる
• 将来のキャリアに不安を抱えるITエンジニアは約63％
• 7割以上がITエンジニアとしてのキャリア継続を希望

ITエンジニアの技術変化とキャリアに対する意識調査結果

レバテック株式会社は2024年8月27日、ITエンジニア359名を対象に将来のキャリア形成と転職に関する意識調査を実施し結果を公開した。調査によると約6割のITエンジニアが急速な技術変化に脅威を感じており、将来のキャリアに不安を抱えるITエンジニアは約63％に上っている。技術進化の速さや業務の代替リスクが主な不安要因となっているのだ。^[1]

一方で7割以上のITエンジニアがITエンジニアとしてのキャリア継続を希望しており、新しい技術やトレンドを学び続けたいという理由が最多となっている。リモートワークのしやすさや給与水準の高さも継続希望の理由として挙げられており、スキル向上が働く原動力となっていることが明らかになった。

しかし、約7割のITエンジニアが新たな技術を学ぶための学習時間を確保できていないと回答している。また過半数のITエンジニアが業務内で自身の技術やスキルを向上させる機会がないと感じており、業務と自己研鑽の両立に苦戦している実態が浮き彫りとなった。

ITエンジニアの意識調査結果まとめ

ITエンジニアの技術変化とキャリア意識に関する考察

ITエンジニアの多くが技術変化に脅威を感じつつも、新しい技術習得への意欲を持ち続けている点は注目に値する。この姿勢は、急速に進化するIT業界において自身の価値を維持・向上させようとする前向きな態度の表れだろう。一方で学習時間の確保が難しいという現状は、企業側の支援体制の必要性を示唆している。

今後、AIやロボティクスの進展により、一部の定型的なプログラミング業務が自動化される可能性は高い。しかし、複雑な問題解決やクリエイティブな発想を要する高度な開発業務では、人間のエンジニアの役割がより重要になると予想される。ITエンジニアには、AIと共存しながら、より高度な技術力と創造性を磨くことが求められるだろう。

企業側には、従業員のスキルアップを支援する体制づくりが急務だ。業務時間内での学習機会の提供や、最新技術に関する社内研修の実施など、継続的な学習環境の整備が重要となる。また、エンジニア自身も、従来の技術スキルに加え、AIを効果的に活用する能力や、ビジネス課題を理解し解決策を提案できる力を身につけることで、キャリアの可能性を広げることができるだろう。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「約6割のITエンジニアが「急速な技術変化に脅威を感じる」と回答、将来のキャリアに対する不安も明らかに | レバレジーズ株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000681.000010591.html, (参照 24-08-28).

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