シードテックがJTBオーストラリアと連携、訪日観光客向けデジタル旅行プラットフォームを開発しオーストラリア市場の拡大を推進

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

シードテック、JTBオーストラリアと連携
訪日観光客向けデジタル旅行プラットフォーム開発
オーストラリア市場の拡大を推進

シードテックとJTBオーストラリアの新たな取り組み

シードテック株式会社は、オーストラリア市場の拡大を目指し、JTBオーストラリアの訪日観光客向けデジタル旅行プラットフォームを2024年8月28日に開発した。このプラットフォームは、オーストラリアからの訪日観光客の増加に寄与することが期待されている。今後はプラットフォームの運用を行いつつ機能拡充を順次予定しており、更なる発展が見込まれる。^[1]

シードテックは、ギークスグループの一員として、アジアンパシフィック地域における「ITリソースのシェアリングプラットフォーム構築」の先駆けとなる取り組みを行ってきた。フィリピン・セブ島でのオフショア開発拠点の設立やIT留学環境の整備を進めるなど、グローバルな事業展開を積極的に推進している。

オーストラリアのIT人材企業launchがギークスグループに加入したことを背景に、シードテックはオーストラリア市場への挑戦を決意した。JTBオーストラリアとの連携を皮切りに、オーストラリア企業からのオフショア・ニアショア開発業務を推進し、グループシナジーのさらなる強化を目指している。

シードテックの事業展開まとめ

	オーストラリア市場	フィリピン	日本
主な取り組み	デジタル旅行プラットフォーム開発	オフショア開発拠点設立	IT人材育成事業
パートナー企業	JTBオーストラリア	現地IT企業	ギークスグループ
目標	市場拡大	開発リソース確保	シェアリングプラットフォーム構築

オフショア開発について

オフショア開発とは、自国以外の海外の企業や開発者にソフトウェア開発を委託する方式のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

コスト削減が可能
24時間体制の開発が実現可能
グローバルな人材活用が可能

シードテックは、フィリピン・セブ島でのオフショア開発拠点を活用し、コスト効率の高い開発サービスを提供している。また、自社開発したIT人材育成プラットフォーム「ソダテク」を用いて、高度な技術を持つ開発者の育成にも力を入れている。

シードテックのオーストラリア市場展開に関する考察

シードテックのオーストラリア市場進出は、グローバル展開の新たな一歩として評価できる。JTBオーストラリアとの連携により、訪日観光客向けのデジタルプラットフォームを開発することで、両社の強みを活かしたサービス提供が可能になるだろう。一方で、言語や文化の違いによるコミュニケーション上の課題、時差による業務調整の難しさなどが問題となる可能性がある。

これらの課題に対しては、現地スタッフの採用や、リモートワークツールの積極的な活用など、柔軟な対応策が求められる。また、オーストラリア市場特有のニーズや規制に対応するため、現地パートナーとの緊密な連携や、法務・コンプライアンス体制の強化も重要になってくるだろう。今後は、AI技術の活用による多言語対応や、VR/AR技術を用いた没入型の観光体験の提供など、より革新的なサービスの開発が期待される。

シードテックの取り組みは、日本のIT企業の海外展開モデルとしても注目される。オーストラリアでの成功事例を積み重ねることで、アジアンパシフィック地域全体でのプレゼンス向上につながる可能性がある。今後は、オーストラリアを足がかりに、ニュージーランドや東南アジア諸国への展開も視野に入れた戦略的な事業拡大が期待される。

参考サイト

^ PR TIMES. 「シードテック、JTBオーストラリアの「訪日観光客向けデジタル旅行プラットフォーム」開発を皮切りにオーストラリア市場の拡大を推進 | シードテック株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000128320.html, (参照 24-08-29).

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